12・25気が付けば偏屈爺 (2021/12/24)
今日はクリスマス。道には行きかう車も人も少なくまったりしている。クリスマスはブラジル最大のイベントで家族でしんみりとこの日を祝う。一方、正月は友人たちとワイワイ祝うのが一般らしい。とブラジル人におしえられた。 僕はクリスマスを一緒に祝う家族もいないし、正月を祝う友人もほとんどいないので一人ひっそりと過ごすことになる。しかし、ひとりの生活にもすっかり慣れ、別に寂しいとも、侘しいとも感じない。犬たちのおかげだろうか? 日本にいる頃はクリスマスや七夕に飾り付けをするのが楽しみだったし、夏祭りや正月のお宮参りには必ず出かけた。あ~、普通に、日本の風習を家族と過ごす家庭を持ち祝うような生活をおくりたかった。後悔といえばいまさらながらの後悔だ。 今となってはそんなことは面倒臭くてとてもできないだろう。それだけに憧れはある。 今は一人で犬たちと過ごすのが一番楽でいいかもしれない。気がつけば偏屈爺になっていた感じである。
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