1・1 一人正月 (2021/12/31)
2022年の初日は曇り空で、初日の出は見られなかった。 年始年末に食べるものとしてブラジルに来ても唯一続いている物は年越しそばである。去年も大晦日のそうそうにたべた。 いっぱんの多くの日系人は、もち、さしみ、すしなどのご馳走を食べて新年を祝う。何回か御呼ばれしてこのようなごちそうをたべさせてもらったが日本文化がひきつがれているのはうれしい。とはいうものの僕はおもちもおせち料理も何も食べない。ひとりぐらしのせいかもわからない。もし、家族と一緒の正月であれば日本料理を作り食べていたかもしれない。やはり、ひとり正月はどうしても侘しいものになってしまう。以前だったらこうした侘しい正月に寂しさをかんじていたものだが、今は、まったくかんじない。僕の中で何かが欠落してしまったのかもしれない。今となっては一人正月が自由でいいくらいだ。ますます偏屈になっていく。
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