2・13突発性メニエル病 (2022/02/12)
リンの散歩が終わりに近づいた最後から2本目の横断歩道で突発性のメニエル病におそわれた。 その日は散歩の途中から体の重心が前にいきすぎ、あるきづらいのを感じていた。ただ、重心の前に行きすぎはよくあることなのでそれほどひどい状態になるとは思ってもみなかった。前に重心が行き過ぎ歩きづらかったので、歩き方もきっとおかしかったはずだ。 そして横断歩道の真ん中にさしかかったときに立っていられなくなり、手をついてしまった。この時リンは、にげださんかったので僕の身体の変調にきがついたようだ。何とか立ち上がって歩こうとしたが、たちあがることはできなかった。見知らぬ男性がやってきて手をかしてくれ、やっとたちあがることができた。もし、ぼくだったらむししてそのままとおりすぎてしまったかもしれない。ブラジル人の親切さが身に染みた。電柱によりかかり数分やすんだ。 誰かにでんわしてあげようか。などと言ってくれたが、アパートは数百メートル先にみえていたので、ことわり、自分の力でなんとかかえった。このときリンの様子を見る余裕がなかったが、どんな顔をしていたのだろう。すんなり帰ったことを考えると心配そうな顔をしていたのかもしれない。
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