4・16コロナの影響 (2022/04/16)
「キャーッ」 22階にある古びたアパートの隙間から入り込んできた女性のかなりき声が眠りの底にどっぷりと漬かろうとしていた僕の脳裏に鋭くきりこんできた。 ほぼセントロにある僕のアパートでは深夜よく聞く叫び声で、今ではすっかり慣れっこになっていた。下の通りで女性が路上生活者に襲われているのであろうか。 セントロとしては安全な部類にはいるこの地域も最近すっかり路上生活者がふえた。昼間でさえも路上生活者が路上でゴロゴロしており、安心して歩けない。新聞によると、コロナがはやり始め約30%も路上生活者が増えたらしい。(ブラジルの新聞は日本の新聞以上に信用できない)数字はともかく路上生活者が増えたことは確かである。今までみなかった女性の路上生活者もみかけるようになった。 コロナの落とした影は思っていた以上に大きい。
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