5・25 しずかになったデモ (2022/05/25)
今朝はサンパウロにしてはさむかったものの午後には24度にもあがった。気持ちの良い天候だ。 最近、うちの前のカマラムニンシパル(市会議場)前ではデモが行われ100数十人があつまっている。ブラジルのデモにはたいていサンバのバッテリア隊がいる。それだけ人々の間にサンバが息づいている証拠だろう。コロナ前には大音響システムを積み込んだトラックで市議会前にのりつけ大音響でカーニバル音楽をながしたり、演説をしていたが今年のデモは大分低音になった。おそらく周囲のアパートの住民から文句があがったのだろう。1日中大音響でがなりたてられたり、サッカーの応援器具を打ち鳴らさられるとたまったものでない。 数年前にはうちの建物の住人がずっとつづく騒音に頭にきてデモ隊の人々に生卵を投げたことがあった。怒ったデモの人々がうちの建物に侵入しようとしたことがあった。なんとか侵入されずに済んだがまさに危機一髪であった。もし、デモの人々が建物内にながれこんだら、大変なことになっただろう。 最近は写真をとりにいくこともなく僕自身も随分大人しくなった。
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