7・24 自転車乗り泥棒 (2022/07/24)
前から白い自転車に乗った青年が散歩するリンのぎりぎり横を通っていった。このとき、なんでこんなぎりぎりを通るんだ危ないじゃないか、とすこしはらだたしかった。リンを通り過ぎたのちに道のすみに座って電話をしていた男の携帯をもぎ取り、自転車をとばしてにげていった。携帯を盗られた男は一瞬たちすくんだ。恐らくなにがおきたのかすぐにはわからなかったようだ。正気にもどると一瞬頭を抱えた。そしてすぐ自転車を追いかけてはしっていった。自転車乗りの泥棒だ。そのしっかりした乗り方から、自転車でいつもひったくりをしていることがうかがわれた。 リンのぎりぎりをとおっていったということはリンをつれさろうと一瞬考えたのだろうか? しかし、どう考えても無理がある。柴犬はサンパウロでは可なり高価な犬であるからもしかしたら連れ去ろうと考えたかもしれない。近くによると意外に大きかったのでやめたような気がする。代りにすぐそばで電話をしていた男の携帯が盗まれたのかもしれない。 それにしても自転車に乗って盗みをするとは! つくづく油断はできない、とおもう。
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