8・3 ほんとうは? (2022/08/02)
この間も書いたが、朝焼けがほんときれいに赤く、というよりは柿色に 良く染まる。最近は、そんなフィルターを通したような赤い光景にも慣れ、またか、という気になり写真を撮る気が失せてしまう。雨が最近あまり降らないので大気が汚れているからだろう。
いつも橋の上でしきものをしいてすわり、その前にプラスチックのいれものをおいてものもらいをしている白人系のおばあちゃんがその用意をしているところにでくわした。 おあちゃんは結構きれいな身だしなみをしていて、物貰いをしているようにはとてもみえない。履いている皮? 合成? のショートのブーツが目についた。 もしかしたら、このおばあちゃんはお金もちかもしれない。ふとそんな疑念がわいた。そうおもわせるほど小ぎれいな格好をしている。とても貧乏人にはみえない。 いつも同じ場所に薄い敷物を敷き、1日じゅう座っている。勇気をふるいおこしておかねをあげたことがある。物貰いが少ない日本では、人に小銭をあげる習慣がないのでなかななかできない。ぼくにとって勇気がいる行為なのである。今の日本はしらないが・・・・、僕のいたころの日本はそうであった。 いつもはかなしそうな顔をしたおばあちゃんは、ほんとうはおかねもちなのかもしれない
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