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南米漂流
     フェルナンド山本の「夜な夜な日記」  (最終更新日 : 2013/01/21)
夜話その5 バター男

夜話その5 バター男 (2007/10/09)  夜つきあってくれる友人がいないので、最近はもっぱら一人歩きである。カウンターでバーテンと冗談をいって笑っていると、一人の女性が隣にすわった。妙にトボケタ女性で話すと結構面白い。年齢は24,25のほっそりした金髪である。話しているうちにセックスの話になった。
「日本人はセックスが好きよね。とくにあそこを舐めるのが・・・」
そういって彼女はいやらしげにニヤッにやっと笑った。
「そうかな、僕は嫌いだけど。舐められるのはすきだけどね」
「彼女いる? いないでしょ~」
「・・・・」
「やってもらったら、やってあげなくちゃだめなのよ」
「ふーむ、なるほど」
 確かに日本人は舐めるのが好きだという話をよく聞く。エロビデオをみすぎて、舐めるのは当然だと思い込んでいるのかもしれないし、技術に走りすぎるのかもしれない。
「最近知り合った日系人は、デブで見かけは悪いけど本当に上手なのよね。舐めてもらいたくなったら電話するの。そうするとすっ飛んできてくれるわ。友達と飲んでるときも、どんなときも来てくれるの」
 なんとなく誇らしげに彼女は言った。
 なんじゃいそりゃ。日本男児の風上にも置けない奴だ、とおもいつつ彼女と話を続ける。
 「で、君も彼を舐めてあげるの」
「・・・・、最近は疲れてるから舐めてもらうだけかしら。一緒にいると疲れるから、このごろは舐めてもらうと、すぐ帰ってもらうの」
「なんだいそりゃ」
 これでは、そのデブの日系人はバター犬ならぬバター男である。
ああー同じ日本人として情けない。
「うーむ、解ったよ。僕も女にもてるためにトレイニングするよ。うまくなったら、お相手してくれる」とふざけていうと
「わたしはなかなかいかないから大変よ」
 金髪娘のお相手もなかなか大変なようである。


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