夜話その23 健全なセックスが一番 (2010/08/12)
いきつけのバール(軽食屋)でひとり、カフェを飲んでいると、偶然にもTさんがやってきた。 「どうですか? 最近、面白い所あります?」 「ないね。どんどんさびれてきちゃっているから、すっかりそういう所にいかなくなってね。もう年かな~」 Tさんはサンパウロの風俗関係に関して詳しい方で、僕はいつもいろんな情報を頂いている。 「そういえば、先週マッサージにいっていて、面白い女の子にあったよ。バックでやっていてね。髪を引っ張ってくれっていうんだよ。ありゃ、マゾなんだろうね。白人系でね。目の青い結構かわいい娘だったんけど、最近元旦那に彼女ができたって言って怒っていたな。そのせいかな??」 そんな話しを聞いていて、以前、少しの間つきあっていた女性のことを思い出した。そう、彼女も完全なマゾだったのである。初めてSEXをするときに、両手をしばってくれ、目隠しをしてくれ、と言ってきたので少し変だなと思っていた。 そのうちに、乳首を噛んでくれ、つねってくれ、顔をぶってくれ、とどんどん要求が増していき、付き合いきれなくなってきた。はじめは、面白がって要求通りにしていたが、人の顔をたたいたりすることに慣れていない僕には、例え本人にぶってと頼まれてもなかなかできなかったし、だんだん苦痛になってきた。この時、僕にはサドの気がまったくないことが解ったし、サドになろうとしてもなれるモノではないことがわかった。やっぱり、サドにしろマゾにしろ、ああいう性格は生まれつきのモノがあるのだろう。 最近アメリカのエロビデオの影響でアナルセックスを好む女性がブラジルにも増えてきた。ディスコで知り合ったスペイン系のぽっちゃりしたもち肌の女性が、あんまりしつこく頼んでくるので、興味半分試してみたことがある。彼女は経験豊富なのか、するりと入ってしまった。しかし抜いてびっくり、中のモノがくっついているではないか! 「臭い、臭い」と言って手で臭いを払う。多分、彼女は最初からこうなることを予期していたのだろう。ゴムをつけていたから良かったものの、つけずにやっていたら、雑菌が入り込み腫れてしまうのではないだろうか。男同士のセックスが危ないことを身をもって理解した やっぱりセックスは健全に汗をかくものが一番だと思う。
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