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南米漂流
     フェルナンド山本の「夜な夜な日記」  (最終更新日 : 2013/01/21)
夜話その30 3種の神技

夜話その30 3種の神技 (2012/09/11) いつものバールをちらりと覗くと、知り合いのマッサージ嬢3人がテーブルを囲んでぺちゃぺちゃ話しながらビールを飲んでいた。僕を目ざとく見つけたハッケオが「フェルンド~! こっちへ来ない!」と誘ってくれた。
しかし、その誘いはさして嬉しいものではなかった。本当はあまり行きたくなかったのだが、見られてしまってはしょうがない。「おい・ツヅ・ベン!(元気!)」と声をかけながら彼女らのテーブルの空いている席に座った。これでビール代は僕がすべて持たなければならなくなってしまった。あ~。つらっー。しかし、彼女らには太っ腹の所を見せたいからしみったれる訳にはいかない。
だんだんビールを飲むスピードが加速していき、テーブルの上にはあっという間に1ダースあまりのもビール瓶が林立する。それにつれ彼女らも僕も饒舌になってきた。
「どうされたら感じる?」普段はシャイな僕もかなりアルコールが回って、普段、聞きたいと聞きたいと思っているけど、なかなか聞けないことがスラスラとでる。
「う~ん、そうーねー、私の場合は、バックで攻められているときにお尻をパンパン叩かれたら感じるわね」とでっかいおっぱいが魅力的な白人娘のモニカ。
「そう、そう、リズミカルにね。強すぎもせず、弱すぎもせず、これくらい」そう言って、モレーナ(褐色女性)のカリーナが僕の太ももをパンパンと叩いた。う~む、そうか、なるほどなるほど。一人納得する僕。
「私は、首を絞められたら感じるわ~。でも軽~く、軽くよ」と抜群のプリプリお尻のジゼーリ。それにしても首を絞められて感じるなんて、強姦願望があるんじゃないか!? 多くの女性は強姦願望があるというから、強姦されているような気分になって感じるのかもしれない。
以前、マゾの女性と付き合ったことがあったが、セックスの最中に顔を叩けと言ったり、縛ってくれと言ったり、困ってしまったことがある。普段、人に暴力を振るったことがない僕にはたとえ彼女の要望といえども、とても彼女の顔を叩けなかった。今思えば、もうちょっといろんなことをすれば面白かったかもしれないとは思うが、その頃はとてもそんな気にはならなかった。
「私はやってる最中に後ろ髪をぐっと掴まれると感じるわ~。ちょっと掴んでみて」とカリーナな言われ、後ろの髪をぐっと掴み軽くひっぱると、彼女は、あ~、あ~、声をあげ切な気な色っぽい表情をした。おーっ、そんな彼女を見て思わず僕は欲情してしまった。僕の気持ちを見透かした女性たちは大笑い。
 もしかしたら、誰かお相手をしてくれるかもしれない!! と淡い期待を燃やしたが、最後のビールを飲み干すと3人とも、じゃ~ね~、よろしく~、と言って帰ってしまった。
残るは林立する空き瓶ばかり。どっと疲れに襲われた。しかし、彼女らに教えてもらった3種の神技、首絞め、尻たたき、髪づかみをうまく駆使すれば女性にモテモテになるかもしれない。(もっとも、セックスまでもっていくのが一番大変なのであるが・・・)技を極めるために修行しようと、心にひそかに誓った。


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