夜話その32 最近の若者は・・・ (2013/01/21)
いつものバールでビールを飲んでいると、後ろから肩をポンポンと叩かれた。 振り向くと、Nさんであった。Nさんはサンパウロの風俗のことは何でも知っている人で、「風俗で解らないことがあったら、Nさんに聞け」というのが仲間内での常識であった。 「どう、元気!」いつものようにニカニカと笑いながらNさんは声をかけてきた。 「ええ元気です。最近なにか面白いことがありました?」 「う~ん、そうだな・・・・。そうそう、おもしろい日系娘にあったよ」といつものように、ゆったりとした調子で語り始めた。
久しぶりにマッサージのWに行ったんだ。しばらくやってないし、今年はこれで最後だから、ここは一発びしーっと決めなくっちゃって意気込んでたんだ。その日は金曜日だったせいか結構女が多くてさ,10人近くいたんじゃないかな。いつもは田舎から出てきたような半黒の化粧の濃いコロコロしたおばさんばかりなんだけど、どうしたものか、すらりとした若い子が4,5人いたんだ。その中にハルミっていう日系人と、もうひとりの俺好みのピチピチ、ムチムチのモレーナがいて、どちらにするかかなり迷ったんだけど、久しぶりに日本娘とやりたくんちゃってハルミにしたんだ。ハルミはごく普通の顔で、身体もごく普通で全く期待はしてなかったよ。ただ日本人だということで選んだんだ。。 服を脱ぐと、意外に胸は大きかったんだけど、胴はくびれてないし、石臼のようなお尻だったから、失敗したなーってがっかりしたよ。それが、前戯を始めると濡れちゃって濡れちゃって、前戯だけで2回はいちゃったんじゃないかな。自分で言うのもなんだけど、俺はそれほど前戯がうまいわけでもないんだよね。舐め蔵クン(クンニが好きな男のことをこういうらしい)でもないしね。ただ、できるだけ優しく優しく、それこそ撫でるように刺激を加え、それを辛抱強く繰り返しているうちに、ウウウウッって声を絞り出すように漏らし始めたんだ。びっくりしたね~。ブラジル男性は荒っぽいからね。彼女は、あまりソフトにやさしくされたことがないんじゃないかな。一瞬身体を硬直させると2,3どぶるぶるっと身体を振るわしたんだよ。更につづけると、かわいい色っぽい声で喘ぎはじめちゃって2回目に到達さ。驚くやら興奮するやらで俺ももうビンビンさ。久しぶりに石のようになっちゃって。良かったよ~。 でさ、コンドームの上からフェラチオしてくれたのはいいんだけど、いきなり被せていたコンドームをとりはじめたんだよね。どうしたんだ、ってきくと「破れる可能性があるから変えるの」だってさ。すっかり気持ちが冷めちゃってさ、萎んじゃうじゃないかと思ったけどけど、なんとか保つことができたよ。こんな用心深い女初めてだよ。その後、たぶん、騎乗で1回、正常位で1回いったんじゃないかなー、俺自身もびっくりしちゃった。こんなにイク女って初めてだよ。 終わって、いろいろ話したんだけど、看護師の専門学校に通うために、お金が必要だから、この仕事をしているらしいんだ。よくよく聞くとまだ21歳なのに、もう、婚約しているんだって。婚約者にばれないようにきをつけなよ、っていってやたんだけど、彼は、ここで働いていることを知っていて喜んでいる、っていうんだ。それじゃ、彼は君のヒモかって聞いたら、ちゃんと働いているっていうんだよね。変わった奴らだよ! で、彼は嫉妬しないの? って聞いたら、いつも二人で、スワッピングの店に行っているから、そんな嫉妬なんかしないって、ケロッというんだよね。彼が他の女とやっているのを見ても全然嫉妬しないらしいよ、彼女は。最近の若者はいったいどうなっているんじゃ! そういえば、日本でもスポーツ感覚でセックスをする若者が増えたっていう記事を読んだな。だけどブラジル人は嫉妬深いから、ちょっと信じられなかったネ。でも本当らしいよ。 たぶん、彼女は本当にセックスが好きなんだろうね。この仕事も好きみたいだし。いわゆる淫乱っていう奴かな。
話終わると、Nさんはキューッと立て続けにビールを2杯のみ、「じゃあ、またね。ハルミだよ。ハルミ! 君もぜひ体験してみてくれ」そう、言い残して颯爽と行ってしまった。
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