お城のようなメルカードの建物に入るなり「きれい」と感じた。 売られている魚はガラスケースに入り、氷ともに並べられどれも新鮮そうだ。お客や売り子のほとんどが白人系で、思わずヨーロッパのメルカードに来たような気分になるほどだ。南伯(北伯はインディオ系が多く、東北伯はアフリカ系が多く、南伯はヨーロッパ系が多い)の町、フロリアノポリスはブラジルでもっとも住みたい町に選ばれただけあって、大学などの教育施設、プライアなど自然環境に恵まれた都市である。ドイツ人、イタリア人移民が多い他、アソーレス諸島からのポルトガル人移民も多く、カキの養殖や漁業が盛んである。そのおかげでメルカード、Mercado Público de Florianópolisは魚介類がもっとも充実している。