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憩の園
     2003年度事業報告  (最終更新日 : 2004/05/05)
第 V 部

第 V 部 (2004/05/05) 2004年度事業計画(案)

 “人間は高齢化に伴っていろいろな障害が現れますが、どんな場合でも各人が認められ、愛され、そして可能性を生かして最後まで、その人らしく生きられるように良い環境づくりと良いお世話に専念する”
 という使命に従って下記の事業を行う。

A、地域福祉
1、地域社会で在宅のお年寄りを介護する家族又はボランティアのための講習会を実施する。

根拠として
 問題行動や身体の機能に障害のあるお年寄りを介護するには専門の知識と技能が必要です。このような素養の不足が施設への入居を早めます。したがって地域の要望に応じると共にこの講習会はお年寄りとその家族の暮らしの向上に寄与します。

目的
1、老化は人として極く自然な身体、精神、社会的現象であることを理解する。
2、老化する人の体に起こる変化を学ぶ
3、健康に老いることの可能性を識ると共に促進を図る。
4、お年寄りの日常生活動作を支援する知識と技能を学ぶ
5、介護者の責任を自覚する
6、自己管理を行う習慣を身につける

期間
30時間、各3時間づつ10回
とき 13,00時~16,00時
ところ 憩の園講堂
2004年 上半期と下半期
定員  30名づつ2回

共催団体
グアルーリョス市衛生局一高齢者の健康部門
グアルーリョス市福祉局

支援団体  宮坂国人財団

2、社会福祉法人救済会地域福祉プロジェクトを次の3段階で実施する
 第一段階-屋外多目的講堂建設
 第二段階-老人福祉センターの建設
 第三段階-特定有料ホムの建設
 現在は第一段階にとどまっていますが、将来は第二、第三段階に進めたい

目的
 ブラジル人人口の内で急速に増加して居る老人とその家族の生活の質の向上に資するため
 第一段階では先づ約1000平方メートルの屋外多目的講堂を建設して地域の60才以上の住民とその家族を対象とした教育、文化、美術、教養、体育、レクリエーション等の活動を実施する。

恩恵を受けると思われる住民の予想数
 憩の園近辺住民、60才以上とその家族、毎日30人、週5日から始めて、徐々に増加させる。

プロジェクトの結果として予想される成果
 憩の園近辺に在住する庶民である対象者とその家族の生活の質が新たな知識と技能の修得によって向上し、親子の関係が密になる。また近隣の者達が相親しむプログラムを実施することにより、憩の園の周囲に平和な協力的な環境が培かれることになる。

B、施設福祉
 憩の園の施設福祉部門は虚弱なお年寄りを対象に入居施設を運営して福祉、医療、看護、歯科、余暇活動を行っております。
 寿命の益々の延長は施設を必要とする高齢者の側面を変化させました。最近の要望は要介護、半介護を必要とする方々です。この現象に応えると共に効率化の上から居室を一人部屋に改装しました。
憩の園の定員は
-自立/半介護者 54名
-要介護者 56名
計110名
1、家族会を年3回開催する
  2004年2月 昼食会
  2004年5月 運動会
  2004年10月 反省会と企画

2、在園者会議
 半年に一回づつ在園者と技術職員の会合を開いて憩の園の運営にお年寄りの参加をうながす。

C、催し物
 -憩の園のバザーを8月15日開催する
 -第35回老人週間に9月29日参加する

D、憩の園の活動に縁の下で常に貢献するポランティアの方々の仕事を出来るだげ顕著化して皆さんに認識していただく方法を研究する。

E、ドナ・マルガリーダ・渡辺の伝記前山隆著のポ語訳を刊行する

哀 悼

2003年事業年度に逝去された顧問の方々に心から弔意を捧げます。

1、若林 輝男02.02.2003
2、谷垣 恭己12.03.2003
3、上野 正二05.04.2003
4、菅原 利郎21.04.2003
5、藤原 エドワルド03.05.2003
6、佐藤 信広11.05.2003
7、宿屋 忠八15.08.2003
8、斉藤 又雄04.09.2003
9、平井 哲夫11.11.2003


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