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     青年会その他の組織  (最終更新日 : 2004/12/03)
イタケーラ老人会「寿会」

イタケーラ老人会「寿会」 (2004/12/03)
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イタケーラ老人クラブ「寿会」 一九七七年十二月

 一九七二年頃、日本で老人の集い「老人会」が沢山結成されて活動して居る話を聞き、川下亀雄氏が呼びかけて、六十才以上の高齢者に集まって貰い「老人会」を創りたいと、コロニア内に案内状を出したが、誰も集まらなかった。此れでは共済会の音頭取りでないとまとまらないと言うことになり、共済会(会長・竹内喜太郎)のカを借りる事にした。
 依頼を受けた共済会では、衛生部を厚生部に改名し真鍋次郎氏を厚生理事として、老人福祉の為に「老人会」を作る運動を起こし、一九七三年八月八日、二十三名の発起人が集まり発会。名称を『ことぶき会』とし、九月三日共済会後援の下に創立総会を開いた(七十九名出席)。
 会長に岡上与三助を選出。草創期の混乱を川下亀雄氏が熱心に指導し、会のまとまりを助けた。
 会長は岡上与三助氏より岡本美佐雄氏をへて、現在真鍋次郎氏がなっている。
 会の運営は老人クラブ活動の四つの柱をモットーに、「頭をつかって勉強をしよう」「楽しい集いにしよう」「健康を大切にしよう」「地域に役立つ仕事をしよう」他の地域の老人会と交流を計り、年二回ピクニック、演芸会、レクリエーション、又公共の福祉にも協力、老ク連の老人大会、即売会にも参加、指導者研修会、老ク連芸能祭、老人週間と巾広い活動を行う。
 ゲートボールは一九八二年、菅沼久人氏が手製のステックとボールを作り、何も知らない老人を集めて手を取り足を取り教えたのが始まりである。
 一九八二年七月二十三日には、イタペチで第一回全伯ゲートボール大会が行われ、ゲートボールを始めたばかりであったが思わぬことに優勝した。
 この時全伯ゲートボール連合会を結成、会長に団定氏を選出。
 一九八三年七月十七日スザノに於いて第一回全伯親善ゲートボール大会が催され、イタケーラは優勝直前惜しくも二位となる。
 一九八六年七月二十二日第一回南米ゲートボール大会がサガコートで催され、イタケーラチームはトーナメントで勝ち進み準決勝でアサイの青年チームと接戦、同点で内容負け、三位決定戦で勝ち三位となる。その後二十五歳以上の高齢者大会では三年遮続して三位四位も何回か獲得、意気盛んである。後継者の入会を求む。


一九七三年

八月二十七日
《老人会世話人会》 出席者十三名
愛沢力、吉岡義一、竹内喜太郎、中丸秀治、川下亀雄、城井松雄、林一男、前田戌八郎、真鍋次郎、清水友一、押本静雄、小島信三、神村竹次郎


一九七三年

創立総会 出席者七十九名(会員百五名)

役員選挙
〔会長〕岡上与三助
〔副会長〕松本圭一・押本きみ
〔会計〕谷口千歳
〔渉外理事兼書記〕川下亀雄
〔幹事〕岡田一美・押本律子・松本俊郎
〔監事〕前田戌八郎・岡本美佐雄

名称「ことぶき会」
(定款)
第一条この会をことぶき会と言い事務所を会館に置く。
第二条この会はお互いに伸良く楽しく励まし合い、いつも健康を保ち教養を高めながら、明るい生活を進めることにつとめます。
第三条この会の会員はイタケーラ地区に住んで居る六〇才以上のものとす。但し入会希望者は六〇才以下でも準会員として認めます。
第四条この会を運営する為会員の互選により次の役員を置き、其の任期は一年とします(但し再選を認めます)。
会長一名、副会長三名、書記一名、会計一名、幹事、監事。
第五条例会は毎月第四日曜日に開きます。
第六条この会の経費は会費寄附金などをもって当てます。
老人会活動
《四つの柱を中心に》
「頭を使って勉強しよう」
「健康を大切にしよう」
「楽しいつどいにしよう」
「地域の役に立つ仕事をしよう」


一九七七年

十二月十四日
定期総会 出席者五十八名
役員選挙の結果
顧問 岡本美佐雄、押本きみ
相談役 川下亀雄
会長 真鍋次郎
副会長 林一男、山岸又次郎、渡井光雄、森田けさ子
会計 前田戌八郎
書記 川下亀雄
幹事 松本敏郎、岡田一美
監事 押本静雄、渡井光雄
一、会員数 九〇名
一、会費 一人=七クルゼイロス、夫婦十クルゼイロス
一、金婚式と米寿を祝う全伯老人クラブにて協カ券を発行、各クラブの基金を作る


一九七八年

十二月六日
ことぶき会〈五周年記念〉
〔招待者〕
共済会会長、他役員、婦人会、全伯老人クラブ連合会、日伯援護協会会長、救済会会長、イタケーラ町文協婦人会
〔プログラム〕
司会の言葉
老人クラブの歌
黙祷
法要
記念品贈呈
祝辞
宴会
演芸
浪曲


一九八三年九月七日

ことぶき会〈十周年記念〉
〔招待者〕
老ク連会長・田中丑子、副会長・宮口義長
日系クラブ会長・勝野寿男、副会長・小坂誠、三沢ベルトリーノ
婦人会会長・上村とみ子、副会長・小坂順子
イタケーラ町文協会長・神川敏男、副会長・西谷博、婦人会長・岡田朝代、副会長・神川玉枝
イタケーラ町 和田庄一
〔プログラム〕
一、老人クラブの歌
二、黙祷
三、慰霊祭
四、高齢者表彰
五、感謝状並びに記念品贈呈


一九八八年

一月八日
定期総会(昨年度役員留任)
顧問 押本きみ
相談役 井上峯雄、川下亀雄、前田戌八郎、森田けさ子、吉岡オサメ
会長 真鍋次郎
副会長 渡井佳蔵、竹内喜太郎、三宅美千子、佐藤あき
書記 竹内喜太郎、佐藤あき
会計 奥田慎、三宅洲那旺
渉外 谷口千歳、田中晤、竹内冠、三宅美千子

▽ことぶき会事業計画
一月
定期総会
三月
全伯老人クラブ大会並びに老人作品展示即売会バザーに参加(文協にて二日間)
四月
指導者講習会三泊四日各クラブ三名アチバイヤ試験場(援協老ク連主催)
一泊二日の旅行ピクニック
六月
聖東地区研修会・芸能祭
八月
全伯老ク連主催芸能祭(一日文協)
九月
老ク連発行協カ券に協カサンパウロ日伯援護協会、社会福祉法人救済会、老ク連共催〈老人週間〉に参加
全伯老ク連主催ゲートボールふれあい大会に参加
十月又は十一月
一泊二日研修旅行ピクニック

 ことぶき会は毎月一回第四金曜日を例会日として、四つの柱を中心に楽しいつどいをしています。
 四番目の「地域の役に立つ仕事をしよう」では、日系クラブ内日本庭園の除草、日系クラブ主催の催し物の手伝い、子供の園七月バザーの手伝い、憩の園訪問など行っています。
一九八八年二月 ことぶき会会長 真鍋次郎


一九九三年

二十周年記念祭挙行
 現在の会員は六十三名、この内八十歳以上の高齢者が二十五名、創立以来の会員生存者が二十一名。


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