隣の騒音とバーベキューパーティー (2007/11/05)
ブラジルでは肉が安い!それはとても良いことですが、ひとつ苦しんでいることがあります。昨日も一昨日も、、、。
今住んでいる家は、両側に他の家がくっついていて、いわゆるハモニカ長屋といった感じです。引っ越して来たときはさほど気にもなりませんでしたが、隣のお姉さんがすごい低い、しかも大きな声で電話で話すと、全て内容が分かってしまう程です。壁も薄いんだか、ステレオの音が気になります。友達が来ると、わいわいがやがや賑やかです。だから、うちではステレオは大きな音では絶対に聞きません。最近では頭が痛くなる程です。
私の主人との話も、重要な話は小声でひそひそ話すか、日本語を駆使しています。
先週末はずっと雨が降っていました。にもかかわらず、ビニールをテントのようにベランダに広げて、左側の隣の家は巧みにバーベキューをやっていました。そこまではいいんです。なぜか彼らは家の中で大音響で音楽をかけます。 うちの主人曰く「彼らは北東部出身だよ、良い人達だけど、教育がない人達だから、、、」
うちの主人の家族も北東部出身です。やはりパーティーになると大音響で音楽を聞き、踊りだします。しかし、年に1回クリスマスの時ぐらいでしょう。それも、近所全体がそうなるのでしょうがありません。
なんと!!!左隣の家は年に20回は大音響焼き肉パーティーをやるのです。 やめてくれ~~~~!!!!!
では、文句を言うと、、、? 仕返しが待っています。やったらやり返せ、という暗黙の了解みたいなものがあるのです。「音が大きいから小さくしてよ!」なんて言ったら、フルボリュームにされます。
解決策は? 「あなたはとても良い人ですね。昨日のパーティーは楽しそうだったですね。 すこーしだけ音を低くしてもらえれば、私達も楽しく家で過ごせます。お願い出来ますか?」、、、、、とても疲れますが、この方法か、家から出る、これしかありません。
結局、初日は親友の家へ逃げ楽しい飲み会となり、次の日は知り合いの「哲学とスパゲティ」という会合にお邪魔して、ワインとスパゲティをたくさんゴチソウになってきました。来月もこの会合があるので、詳しくは次回の報告をいたします。ブラジルの知識人が集まると、こうなる!という特集でもやりましょうか。(笑)それはそれで、すごい口論が繰り広げられました。
一見、ブラジル人はみんな陽気で良い人ばかり、と思うかもしれませんが、日本でも、どこの国でも同じで、良い人もいれば、悪い人もいるし、賢い人もいれば、そうではない人達もいるのだと思います。お金が無ければ、勉強出来る環境が整わない、というのがこの大国ブラジルの大きな欠点だと思います。
そして、住めば都といいますが、何処に住もうが、同じ自分がいる事に気がつくわけです。
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