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青木カナ・ド・ブラジル
     ブラジル旅行記  (最終更新日 : 2007/12/18)
サン・ルイス(マラニョン)

サン・ルイス(マラニョン) (2005/07/09)
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1999年6月、ひとりでマラニョンのサン・ルイスへ飛びました。実は何も分からなかったのでパリンチンスのボイ・ブンバを見たいと思っていましたが、マラニョン出身のミュージシャンの知り合いが「ボイ祭りはやはりサン・ルイスだよ。絶対!ボイ祭りはサン・ルイスの方が伝統があるのだ!」という訳でブンバ・メウ・ボイを見に約1ヶ月の間、行ってまいりました。
サン・ルイスに着いてみると、なんだか町の流れがゆっくりで、人々は謙虚、親切です。教えてもらったとおり、ホテルに着いてみるとなるほど、とても便利な場所でした。エストレラ通りのホテル・エストレラという、日本語にすると星通りのホテル星、という具合でしょうか。なんともロマンチックですが、宿泊料金がものを言うごとく星なしのホテルでしたね。でも、貧乏長期滞在者にはもってこいでした。女性はまず滞在は無理だと思います。たしか共同シャワーでしたか。
まず着いたらプログラムを市役所でもらっておいでと言う事でしたので実行。なるほど、プログラムには会場と、バンドや歌手、グループ、ダンサーなどの時間割がありました。会場はすごい数で、大小いろいろでした。毎晩、ハシゴでいろいろな会場へ飛び回り、見たいものを見ました。それにしてもあまりにすごい数のバンドなので、どうしていいか分からず、とにかく近くの人に聞き込み開始です。面白そうな出し物をチェックしたら、運転手付きバイクで移動です。タクシーより安く、早いバイクは重宝しました。
さて、写真はカクリアという種類の音楽で、ドナ・テテのダンサー達です。ドナ・テテはしわがれ声で小太鼓をポンポコ叩きながら歌い、ダンサーが楽しそうに歌詞に合わせて踊り、それを見たお客さん達も一緒に真似して踊ります。ギター、カバキーニョ、フルートやクラリネットと音色も豊です。もともとカクリアとは神様に捧げるために出来た音楽と踊りで、最初は太鼓だけでしたが、このドナ・テテが曲を作って自由に表現するようになったものらしいです。なかなか重厚な存在感がある方です。彼女の音楽を聞くと、とにかく幸せな気分になれます。私は彼女の「追っかけ」になった日々もありました。曲はいつも同じものを演奏していましたが、毎回がとても新鮮でした。
そして、もう6年も経ってしまった今でも懐かしさが蘇り、この時期になるとまた行ってみたいと思い出すわけです。


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