アマパのマカパ その1 (2007/12/17)
今回の旅はうちのブラジル人のレオのおかげ。彼とゼ・ホドリクスの娘の曲が、マカパのある女性歌手によって録音されたのでした。めでたし。赤道直下のマカパという町へ行きました。アマゾンへ行くのは初めての経験です。
サンパウロを朝6時過ぎに出発。ブラジリア、ベレンを経てマカパについたのが夕方3時過ぎでした。一日中、飛行機で出されるサンドイッチ攻撃。マカパに着いた時はお腹がペコペコでした。
飛行場では私達の為に(他に有名作曲家もいらしたので)歓迎のイベントがありました。マラ・バイシャという、マカパにある伝統音楽が見れました。この土地の人種はインディオと黒人が80~90%だそうです。今まで訪れたブラジルにはない感触がありました。
観光地ではまだないようで、土地の様子が素朴に感じました。ホテルの前には堂々とアマゾン川が流れています。茶色の壮大なイメージが目に映ります。
まずはレストランでアマゾン料理をごちそうしてくれました。こんなに待遇が良いのは初めてではないでしょうか。魚とエビ攻めです!このエビこそ、カマロン・ホーザ(ピンクのエビ)といって、海外にまで輸出している美味しいエビです。こちらでは、クリーム煮などの煮込み料理、またはシンプルにゆでて皮をむいて食べます。魚はフィリョッチというのがとても美味でした。
有名な作曲家達との食事、交流で、胸がドキドキです。今回はヴィセンチ・バヘットと飛行機から一緒で、とても優しいバイアの人でした。彼は「モレーナ・トロピカーナ」という曲で一躍有名人の仲間入りを果たし、今でも弾き語りのある店では、その曲が聞ける程です。ちなみに私もさんざん歌った曲です。それから、今回のこのCDプロデュースをしたのがセウソ・ヴィアフォラ。彼はなにを隠そう、イヴァン・リンスの作詞をしているお方なのです。
まだお腹が空かないうちに、バーベキューが始まります。なんだか大歓迎を受けているようで、お腹も大歓迎です。エンヒコという人の家の庭で豪快に肉を食べます。彼は写真の一番左にいます。真ん中の彼こそ、女性歌手の旦那様、私達をマカパへ呼んでくれた主催者です。
いやー、極楽!
こうして最初の夜は明けて行ったのでした。
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