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青木カナ・ド・ブラジル
     やはり日本人ですもの  (最終更新日 : 2008/11/15)
日本人の心、、、なんちゃって

日本人の心、、、なんちゃって (2008/11/15) 遠く故郷から離れていると、日本の事がやたら気になる。日本に居たときは、何も思わず、かえって外国に目を向けていた自分がいた。

2008年のツアーが終わって、まず考えた事は、師匠のギタリスト廣木氏に教わった事。ひとつひとつの積み重ねが、希望とやる気を起こさせる。それが明日に繋がる。教わったと言っても、彼は私には何も言わない。何が必要か、感じなければ、考えなければ、何も変わっていかないのだ、と思う。

言ってくれるのは、本当に今考えなければいけない事だけだ。真実を語るから、怒られているのとは全く違う。真実を素直に理解出来ないと、何事も向上していかないと思う。素直な心、というのも、私の永遠の課題だ。

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最近、物をはっきり言う日本人が増えて、心強い気がしていた。

ある日、駅の構内である男性の襟首を掴んで「この人痴漢です!ほら、はやく歩くんだよ!なにやってるんだよ!さっさと歩け!」と言っている女性を見た。なんだろう!?この光景は???何が日本で起こっているんだろう?

見ている私の方が恥ずかしかった。この女性は、こんなにも大胆に、知らない人の尊厳を壊してしまうのか?女を武器にして。もちろん、彼女が痴漢にあったのは、本当かもしれない。それにしても、襟首を捕まえるなんて、あまりに大胆すぎて、見ていられなかった。男性は、ぱっと見ても、痴漢が出来るような度胸は持ち合わせてなかったと思う。事実は分からないが、一部の日本女性は変わったなぁ、と、この場合は、なんだか恐ろしかった。

ある有名人は、赤裸裸に、プライベートを明かして、マスコミがそれをネタにする。それはそれで話題性があるだろう。しかし、本来の日本人が持つ「奥ゆかしさ」はどこへいったのか?我慢して成し遂げる、忍耐という姿が美しいとされていた時は、いったいどこへ行ったのか?流されている人々と時間が垣間みれた気がした。


でも、そんな事ばかりじゃない。
良い出会いがあれば、信じられるものがあれば、こんなに出来事は荒れないはずだ。情報が多すぎて、パンクしている人達が多いのだろうか?何が真実か?何が本当にしたい事なのか?それが見いだせると、人生は良い方向へ歩き出すのではないだろうか?

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今回の日本は、本当に内容といい、出会いといい、時間といい、毎日が濃かった。それは、いろいろな出会いから謙虚さを学べて、感動して、感謝の気持ちが人々を繋ぐのが見られたからだ。年をとる程、この感情が強くなっていく気がする。それは、もう人生の半分に差し掛かったから?

本気で人と付き合う事。それはもっとも感動的で、生きる勇気をくれる。
あの人に会いたいから、またがんばろう、精一杯生きよう、そんな気持ちにしてくれる。

一生付き合いたい人に、またたくさん会えた2008年、感謝、感謝。

ありがとう、日本とブラジル。日伯100周年に感謝です。


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