英題は「Being John Malkovich」で日本題では「マルコビッチの穴」。穴といえば、のぞくとか、落ちるというイメージだと思うけれど、何かよからぬことを見たいという人間の願望が浮き彫りになっているのを想像してしまいます。しかし想像力もここまで行くとすごい!いかにもアメリカ人の病んだ心が創り上げた映画という感じ。それにしても、よくここまで考えましたね!というストーリーに感心してしまう。これは説明を聞くよりも、まず見るべし。 この映画で John Malkovichのファンになってしまいました。 もちろん経験豊富な実力派だけれど、ユーモアの魅力もある人。 監督、Spike Jonze。