移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
マツモトコージ苑
     付録(徒歩的風景録)  (最終更新日 : 2014/01/06)
「珈琲より人を作れ」(06年2月22日) [画像を表示]

「珈琲より人を作れ」(06年2月22日) (2006/02/22)
力行会.jpg
 農拓協(ブラジル農業拓殖協同組合中央会)の定期総会取材のため、サンパウロ市内にある力行(りっこう)会会館に。館内には日本力行会会長だった故・永田稠(しげし)氏が唱えた「珈琲より人を作れ」の掛け軸が、壁にバーンと張ってあった。教育の大切さを訴えた氏の熱い思いが伝わる。
 教育熱心な親たちのお陰で、今や高学歴を誇る日系子弟が中心となった現在のコロニア(日系社会)。だが、一方で高学歴であることだけを自慢する輩も増え、果たしてそれが本当に良かったのか、との声も出てきている。一世以降の次世代は急速にブラジルに同化、個人主義化し、正直・真面目・勤勉さなど、良い意味での日本人の心が失われつつある。しかし、まだまだ奥地には、日本人以上に「日本人の魂」を持った2世たちが居られるのも事実。
 「義理が廃れりゃ、この世は闇よ」―。先日、文協の水曜シネマ(「たこ焼きマンが行く」、関連記事「文協水曜シネマ」参照)で、映画「人生劇場・飛車角」を見て、「いつの時代も『義理と人情』が無くなったら、人間終わりかもな」と感じながら、鶴田浩二(故人)になりきる自分が居た。  


前のページへ / 上へ / 次のページへ

松本浩治 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2019 松本浩治. All rights reserved.