MASP(06年3月20日) (2006/03/23)
サンパウロのビジネス街パウリスタ大通沿いにあるMASP(サンパウロ美術館)。奇抜な建物として目を引くが、両端の赤い4つの柱に本体がチョコッと引っ付いているような形で、何とも心もとない。 日曜日には、美術館の下の空間部分で雑貨品などのフェイラ(青空市場)をやっているが、何かの衝撃でいつ建物が落ちるとも分からない場所で商売をする人の気がしれない。ブラジルでは地震はほとんどないが、まったく無いという自信はない。まあ、ちょっとした地震でも多分、落ちるやろな。 最近、建物の中央部分が引力のせいか、下へ下へと曲がって見えるのは自分だけかいな。 日本の姉歯建築士も顔負けの耐震強度の無さそうなブラジル建築を見たい方は、ぜひともMASPの真下に行ってみてください。
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