警戒態勢(06年5月15日) (2006/05/15)
12日夜から犯罪組織による警察署襲撃事件が、サンパウロ各地で発生。ブラジルのマスコミの報道はもちろん、日本のニュースにも流れた。 「まあ局部的なモンやろう」と気楽に考えていたら、この日の夕方になって犯罪組織か便乗犯かは知らないが、リベルダーデ地区の警察も襲撃されたという噂が飛び交い、いつもは年中無休の中国系商店まで午後4時にはシャッターを閉めるなど、騒ぎが大きくなってきた。 リベルダーデ広場には、ショットガンを手にした軍警察隊員が増員されて警備にあたり、緊張した面持ちを隠さず何やら不穏な雰囲気に。 そのうちに地下鉄やバスの運行も制限されだし、夕方には新聞社の人間もアレヨアレヨという間にドンドコ帰宅。リベルダーデ各店のシャッターが閉まった状況をカメラに収めて、こちらも「今日はもう店じまい」とばかりにトットと帰ってきたのでした。
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