ビリグイ（サンパウロ州）の旧セントロ地区のバスターミナル前で弟さんと一緒にＢＡＲ（一杯飲み屋、飲食店）を経営する日系二世の宮崎さん。 　同地でのバール経営者としては最も古く、すでに五十年近い歳月が流れる。初めての町に行った際には、いつもその土地の店に入るのが楽しみだが、取材の合間にブラブラ歩いていて、この店を見つけた。 　ブラジル人たちからも「ママイ（お母さん）」と慕われている宮崎さんの優しくも気丈な姿がそこにはあった。 （２００１年４月撮影）

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