今年の取材のメインとも言える移民１００周年のサンパウロ記念式典が６月２１日、サンバ会場である「サンボドロモ」で開催。雨が降ったりやんだりの悪天候の中、老若男女約３万人が詰めかけた。「年寄りを優遇する」と言っていた、当初の移民１００周年記念協会の言葉はどこへやら。会場入りしたものの、まともに皇太子の顔を見ることもできない人も続出した。そうした中で光ったのは、この日のために練習を重ねてきた芸能関係者の踊りや行進。ブラジルで活動するレプレーザ連の阿波踊りも若いエネルギーが溢れていた。（２００８年６月２１日撮影）

前のページへ / 上へ / 次のページへ