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伯国東京農大会
     会の活動内容  (最終更新日 : 2014/10/22)
2006年度慰安旅行 

2006年度慰安旅行  (2006/12/11) ピクニック兼農場見学                  白石 博子

 今年の会員とその家族を含む慰安旅行は、ミナス・ジェライス州トレス・コラソン市のレアンドロ・バーロス氏所有のマリア・ビットリア農場と決まりました。広大な面積を有するコーヒー栽培農園で、品質が良いので輸出用コーヒーとして出荷されているとのことです。 
私と主人は、北ミナス州ピラポーラで果樹栽培をしていましたが、止めて、今年四月上旬サンパウロの娘の側に住居を移しました。
これからは、ブラジル中を見て回りたいと思っていましたので、すぐに申込み参加しました。
 当日は、農大会館に集まり、ミニバスにおみやげや食材を積み込み午前八時頃出発しました。サンパウロ市内でお弁当屋さん、下條さんのお店に立ち寄り、更に食材を積み込んで一路フェルナン・ジヤス街道を走りました。アチバイアで矢野さんが乗り込みました。
 バスは2回程休憩に立ち寄り、大島会長の待つカンブイに着きました。自家用車で来られており、そのまま先導されると思っていましたら、奥様と研修生一人がバスに乗り込んで来ました。
 バスの前方に座っていた下條さんは手術後の傷口が傷むとのことで自家用車の方に移ったのです。バスの中では絶えず爆笑が起こりにぎやかだったのですが、一同下條さんの体調を気遣って、一瞬静かになりました。下條さん、本当にみんなが心配していましたよ。
 途中でおいしいお弁当をいただきました。食べ切れない程の量でした。
バスは、フェルナン・ジヤスを右折してトレス・コラソンの町中を通り平坦な道を走りました。しばらくして正面に石を切り出している白い山が見えてきました。もう一つ小さな町を左折するといよいよコーヒー園が続き、サイロも遠望出来て、多分あの辺だろうと指をさしたりして創造をたくましくさせていましたが、レアンドロ氏の農場は、まだまだその先の方でした。
 いよいよ目指す農場に到着。若い農場主に迎えられ、挨拶後、荷物を持ってそれぞれ割り当てられた部屋に荷物を置き、すぐに外へ飛び出して行きました。来る途中に見えたあの石山の石だろうか、中庭とプールを囲む建物の外壁はすべて石材で作られ、大きなコジンニャと食堂の佇まいはさならがホテル・ファゼンダでしたので、びっくりしました。裏手には子供の遊び場があり、小さなミニ・コジンニャも作られているのには二度びっくり。食堂を出て坂道を下れば釣りを楽しめる大きな池があり、途中にはアズマ屋もあって、至れり尽くせりです。池の前方に広がるコーヒーの樹に真っ赤な実の付いているのが判りました。豊作のようです。
 晩秋のコーヒー園を満喫し、おしゃべりに花を咲かせている間に夕食のスキヤキの準備が備えられていました。副会長の松栄さんの軽やかな身のこなしが印象的でした。下條さんも認めて「お前は良く動くな、早く役員にすればよかった」なんて声を掛けていました。総務理事の川辺さんが、今日の行事は一応会の行事ですから、会長から一言挨拶をと、いうことで大島会長の挨拶があり、楽しい夕食に突入しました。食材が次々となべに投入されるのと窓際に置いてあるピンガの減るスピードに笑いが止まりませんでした。みんな大満足で床に就きました。
 翌朝カーテンを開けると明るくなっていました。朝のカフェーには焼きたてのポン・デ・ケージョが出されました。農場自慢のポン・デ・ケージョ、最後に幾つ食べたか忘れてしまいました。この後、女性数人で散歩に出かけました。池より左側のゆるい上り坂を選んで、おしゃべりをしながら、ゆっくりゆっくり歩きました。これは私にとって大変貴重な時間でした。奥様方の経験の深さ、勇気、先見の明、そして優しさ等を短時間で知ることが出来たからです。農大生の御主人方は、この奥様方に支えられているのだということを実感しました。
 午前中バスで高所のカフェーを見学することになりました。初めに前庭でレアンドロ氏から農園についての説明があり、その後バスに乗って、収穫寸前のカフェー園を見て回りました。ミニバスが登れる所まで登り、すばらしいコーヒー園の全景を見渡すことが出来ました。遠くが霞む程の広さです。
代々受け継ぐことの素晴らしさと努力の積み重ねを実感した瞬間でした。写真を沢山撮り、山を下りながらレアンドロ氏自慢の生育場所で又写真を撮りました。本当に赤くて大きな実が沢山ついていました。巨大なコーヒー収穫機や農場の諸設備の見学もしました。
 一巡りして戻ると、後に残った御主人方で朝食の準備が進んでいました。レアンドロ氏の両親、親戚の方々が大勢来られ、親しげに挨拶して下さいました。食堂にいい香りが立ち込めて来ました。サンマの塩焼きです。大勢で焼きたてのサンマをいただきました。下條さん、川辺さんが一生懸命焼いて下さったサンマの味は最高でした。ブラジルのミナス州の山奥でサンマの塩焼きを食べている不思議を感じました。
 レアンドロ氏のご家族、親戚の方々とお別れの挨拶が続き、全員バスと乗用車に乗り込み帰路につきました。途中カンブイのお店に寄り、ミナスのケージョやドーセを買い求めました。バスに乗り込む時、大島会長夫妻から一人一人にバラの花束が手渡されました。沢山の気配り、心配り本当にありがとうございました。無事農大会館に着き解散しました。
 来年も又よい場所が見つかりますように!


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