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伯国東京農大会
     会の活動内容  (最終更新日 : 2014/10/22)
伯国東京農大会「常盤松伯国会館」除幕 

伯国東京農大会「常盤松伯国会館」除幕  (2010/12/20)

農大本部から松田理事長らが来聖 日伯の交友会員が勢揃い

 伯国東京農大会(大島正敬会長)は、2004年8月に同会館を聖市サウーデ区に新築した。便宜上「農大会館」と呼ばれていたが、この度日本側大学本部からの要請で正式名称「常盤松伯国会館」と命名され、7日に除幕式が行われた。当日は、大学本部から松田藤四郎理事長、戸神重美校友会長、小澤寅男常務理事、豊原秀和副学長、高橋久光学部長を始め、日伯の校友会員が集い、グアルーリョス市内での農大慰霊碑参拝後、昼食会が開かれ、同会館の新たな門出を祝った。

 ブラジル在住の東京農業大学OBで結成される同会は、聖市カンブシー区の農大会旧会館の老朽や交通の不便などを理由に、現会館を建設してから6年が経ち、ついに正式に命名された。新名称の「常盤松」は、東京農大が設立された明治24年(1981年)当時、最初の校舎が東京都渋谷区の旧常盤松御料地だったことに由来する。

 式典当日は、あいにくの雨となったが、傘を片手に約90人の会員やその家族が集まった。
 午前9時に日本からの一行が宿泊する、聖市リベルダーデ区のホテルを出発し、グアルーリョス市内のピッカンソ墓地へ向かった。
 同墓地では、浄土宗海外開教使の石川聖教法師を迎え、参拝者らは順に焼香をし、先亡者供養が厳かに行われた。

 石川法師は、豊かな伝統を守るだけでなく展開することの重要性を説き、今年で38回目の法要を続け、縦と横のつながりを大切にする東京農大の理念に感服の意を表した。
 法要後、同墓地内の農大慰霊碑を参拝し、参列者は静かに祈りを捧げた。
除幕式では、同会館入り口で新たな屋号プレートが、松田理事長、戸神校友会長、大島会長、高松理事によるテープカットで披露され、大きな拍手が送られた。
 その後、会場を同会館1階に移し、沖眞一副会長による司会で式は進行された。
 来賓紹介の後、会長があいさつに立ち、日本からの来伯に感謝の言葉を送った。

 7回目の来伯となる松田理事長は、車椅子を使い、立ち座りは補助を必要としながらも威厳を保ち「皆さんにお目にかかりたいと思い、サンパウロに来た」と力強く話すと、校友会ブラジル支部員らは胸を熱くしている様子だった。
 式では、伯国同会より感謝状プレート、恩師の来伯に感謝と喜びを込めた漢詩、ローヤルゼリーが贈られ、日本側同会からは金一封が戸神校友会長より大島会長に手渡された。

 その後、小澤常務理事の発声による乾杯が行われ、日伯の校友会員は歓談を楽しんだ。
 初めて来伯したという、現在販売業に携わる前原奈那子さん(28、沖縄県)は、友達との旅行ではなく、あえて同会の一員として参加した。「会員であっても、ほとんど知らない人に囲まれての旅。もっと過酷だったであろう日系移民の力を感じた」と静かに語り、年の離れた会員らと談笑を楽しんでいた。

 五十嵐司氏は、2代前に会長を務め「旧会館から見ているので、本日の除幕式は感慨深い」と目を細めていた。
 なお式後日、農大理事長一行と伯国東京農大会一行は、10日から12日にアルゼンチン、ブエノスアイレスで開催される「第10回東京農大パン・アメリカ校友会ブエノスアイレス大会」に向けて出発した。

(サンパウロ新聞2010年9月10日付)


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