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岡村淳のオフレコ日記
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移民小説家 松井太郎さんと語る 西暦2011年版 [画像を表示]

移民小説家 松井太郎さんと語る 西暦2011年版 (2015/05/27)
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細川周平さん、松井太郎さん、岡村淳。
製作・構成・撮影・編集:岡村淳
取材年:2011年 完成:2015年 54分


西暦2010年、齢九十を超えるブラジル移民が日本語で綴り続けた小説選『うつろ舟』が祖国日本で刊行され、新聞やテレビの文芸欄で脚光を浴びた。

著書の松井太郎さんは19歳の時に両親らと共にブラジルに移住して、百姓生活の傍ら、読書にふけり続けた。
小説好きと望郷の念は積もり積もって、松井さんはついに自ら小説を書くに至る。
凡百の移民文学の群を抜くクオリティの高さ、そしてなにより小説としての面白さは日本からの研究者を驚かせ、日本での出版に奔走させることとなった。
松井文学に傾倒していた岡村は、日本の出版人との橋渡し役を務めることになる。

以降、松井さんとの親しいお付き合いは松井さんの没後まで続く。
生前の松井さんに何度かインタビューを撮影させていただき、これはその西暦2011年版。
松井さんとの語りは文学論、ブラジル日系社会での「勝ち組」事件、死生観、そして日本の原発事故にとおよんでいく。

珠玉の松井文学と著者のお人柄の魅力に迫る対話を、松井文学の「特典映像」としてお届けします。


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