山川建夫 房総の燭光(短編) (2020/06/13)
製作・撮影:西暦2019年/17分 構成・撮影・編集:岡村 淳
作品制作に至るまで: 『山川建夫 房総の追憶」の撮影から6年が経過した。 その後も山川さんは「房総のチベット」と呼ばれる千葉市原の山中の自宅をベースに全国行脚を続けていた。 西暦2020年1月に東京のギャラリー古藤で岡村の特集上映が開催されることになった。 主催者は『山川建夫 房総の追憶』をぜひ上映ラインナップに加えたいという。 岡村が山川さんに連絡をとると、山川さんは撮影時と今の自分はだいぶ考えが変わってきた、と過去の作品の上映に難色を示した。 それでは山川さんの「いま」をあらたに撮影して併映しましょう、と岡村は提案する。 千葉が豪雨に痛めつけられた年の11月の雨の日。 岡村は山川さんの待つ房総に向かった。 山川さんとJR五井駅で合流した岡村は、まずはカルチャースクールの山川さんの朗読講座に同行する。
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