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岡村淳のオフレコ日記
     岡村淳アーカイヴス  (最終更新日 : 2018/06/10)
岡村淳ライブ上映会を読む

岡村淳ライブ上映会を読む (2018/06/03) 岡村淳のライブ上映会そのものについて言及された記載を紹介いたします。

1.「小さくても地球規模の上映会」
ミュージシャンの木下ときわさんのブログで学芸大学ライブ上映についてご紹介いただきました。
西暦2018年5月8日付 Tokiwa Kinoshita
http://tokiwakinoshita.com/blog/20180508/8533/ より:

連休期間中、二つの自主上映会に足を運びました。ひとつは、岡村淳監督の自主制作ドキュメンタリー。去年岡村監督とヤマベボッサでご一緒して以来、来日される期間にはどこかに伺うようにしています。「リオ フクシマ2」に続いて今回観ることができたのは「郷愁は夢のなかで」。私も学生時代に渡伯した時に日系人の方々にお世話になったことがあり、岡村監督の描かれる移民社会の光と影が、とても興味深いのです。この155分の作品の主人公は天涯孤独の道を歩み、自作の「浦島太郎」を誰に語るともなく紡いでいた西さんという老人です。西さんのピュアなつぶらな瞳が印象的。ブラジルの奥地で、人情あふれる近隣の人たちに見守られながら、晩年を過ごしました。西さんは「無縁仏」となられたけれども、現代の日本で起こる「孤独死」を思うと、人同士がこんなに近くにいるのに、心の距離がありすぎるのは本当に淋しいことです。それは西さんが、戦後、故郷の日本に戻って目の当たりにした、景気が良くなって人が変わった、利己主義になった、と語っていたことがひとつの答えなのかもしれません。

浦島太郎とは西さん自身のことであって、世の中の変遷、時代の流れに取り残された者だけが見ることのできる景色なのだろうと思います。それは絶望のようなものなのかもしれませんが、物語として私たちに語り伝えてくれることこそ希望に変わるし、それをブラジルの大地に埋もれさせず、ブラジルと日本を往復しながら記録に収め、さらに時を経て東京の街の一角で私たちの心に届けてくださった岡村監督と主催者の方に、改めて拍手を送りたいと思います。

上映後、監督とお話させてもらった時に、すぐにお気づきにならなくて「公安が送りこんだハニートラップかと思いました!」とびっくりされたのには大笑いでした。岡村節もいつもさすがです。

さてもうひとつ観たのは「コスタリカの奇跡」という映画です。中米コスタリカはどのようにして軍隊を持たなくなったのか?その歴史や現状を私たちは知る由もなかったのを、アメリカ人の監督によって歴代大統領のインタビューなどで紐解かれた作品です。昔とある方から「人間関係でいちばん幸せなことは対等であること」と教わったことがあります。国家間でも同じことが言えると思います。コスタリカは勇気と決断力でそれを目指そうとしました。では、私たちの国は?軍事予算を増やすばかりで医療も教育費も削る国の未来は?これもほんとうにいい映画でした。どちらも小さな自主上映会。小さくてもテーマは地球規模、人類の未来につながっていくのだなあ。


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