西暦2005年の公開上映会(日本/ブラジル) (2006/04/20)
〈まずは西暦2005年に日本で行なわれた上映会をご紹介します。〉
秋のメイシネマ祭で「アマゾンの読経」全巻上映(11月3日)
ドキュメンタリー映画ファンの垂涎の的・東京のメイシネマ祭。 2005年の秋の上映会として11月3日・文化の日に「アマゾンの読経」全巻上映会が行われました。 主催者の藤崎和善さんのお人柄そのもののアットホームな雰囲気のなかで、観る方々の真摯さが伝わってきました。 藤崎さんならびに参加者の皆さん、そして素敵な出会いの数々に感謝です。
「ギアナ高地の伝言 橋本梧郎南米博物誌」完成記念上映会敢行!(11月12日)
2005年11月12日・東京オリンピック記念センターにて、日本ブラジル交流協会主催による昼夜2度の「ギアナ高地の伝言」完成記念上映会は成功裏に終了しました。 これだけご覧いただいた全員に好評という作品も稀有なことです。 これもひとえに橋本梧郎先生と、ギアナ高地自体の魅力と迫力に尽きるでしょう。 岡村はそっと伝言にカメラを向けていた、というところです。 主催者の方々、ならびにご来場いただき、コメント、カンパをいただいた皆さんに心より御礼申し上げます。
ついに伊豆大島にて「アマゾンの読経」奉納上映なる(11月13日)
2005年11月13日、海外開拓移住者菩提・富士見観音の鎮座する伊豆大島にて、ついに「アマゾンの読経」の上映が実現しました。 ふたたび島に戻った佐々木美智子さんの主催です。 岡村の定宿「ゲストハウス オアシス・アイランドゲート」の1階多目的室をお借りして佐々木さんの知人を中心に集まっていただき、しめやかに実施されました。 長尺ものにもかかわらず、さまざまな理由で島にいる人たちそれぞれの熱い関心を寄せていただいた上映会でした。 その後の茶話会といい、富士見観音を巡るひとつの画期となったことでしょう。 「大島のものは、大島に返せ」。 岡村はひとつ大きな肩の荷をおろした思いです。 さっそくもうひとつの荷をおろす根回しの旅を続けます―
宮崎にて岡村作品の初上映会が行われました(11月14日)
11月14日(月)、宮崎市ガガエイトシアターにて地元有志の主催により「60年目の東京物語 ブラジル移民女性の里帰り」「大東亜戦争は日本が勝った! ブラジル最後の勝ち組老人」の上映が行なわれました。 岡村の都合に合わせた急な設定、平日の夕方にもかかわらず多くの方々のご来場、そして熱心なご鑑賞に御礼申し上げます。 その日、たまたまご覧いただいたという方からのメールの一部をご紹介させていただきます。
私の人生の中では決して出会うことのないブラジルに住む方々の人生、生き方に触れ人にはいろいろな生き方があること、そしてそれをありのままに受け入れ、ありのままに伝える岡村さんのやさしさと信念にも触れることができ私にとってとても大切な一日になりました。
岡村作品・仙台事始上映会(11月17日)
仙台「ドキュメンタリービデオを楽しむ会」の発会記念・第1回上映会「岡村淳監督の世界 祖国への想い。日本の心。」が11月17日(木)午後より仙台市民会館にて実施されました。 上映作品は「大東亜戦争は日本が勝った!ブラジル最後の勝ち組老人」と「60年目の東京物語 ブラジル移民女性の里帰り」。 参加者の出会いが出会いを何重にも喚起する、人智を超えた類まれな出会いの場となりました。 主催者ならびに参加された皆さんに心より御礼申し上げます。 今後の仙台が楽しみです。 「ドキュメンタリービデオを楽しむ会」のHPもお楽しみに! WebSite : http://hitotokokoro.fc2web.com/
「60年目の東京物語」元祖立教大学にて上映敢行!(11月18日)
これまでラテンアメリカ研究所の主催で7回も岡村作品の上映会を開いてくれた立教大学。 「60年目の東京物語」だけですでに2度上映され、岡村作品ファンとシンパの発祥地ともいえます。 今回のNHKのパクリ疑惑と当局のデタラメな対応に憤った有志たちが「岡村淳『60年目の東京物語』を観る会」を新たに結成、11月18日(金)に上映会ならびに岡村と内田兆史さん(同大講師)のトークを実施してくれました。 すでに岡村作品を視聴している方々は、岡村の告発前からNHK「ハルとナツ」のごまかしを見抜いてくれていました。 傲慢と不遜を極め、経営努力なしに濡れ手に粟で舞い込んでくる受信料制度に疑問も持たずに「勝ち組」ライフを決めこむNHKの面々には「無名の」「移民」「インディーズ」岡村にこれだけ熱いシンパがいたとは想像すらできなかったことでしょう。 主催者、参加いただいた皆さんに感謝そして拍手です。
早稲田大学にて「60年目の東京物語」熱烈上映会決行!!(11月19日)
11月19日(土)、前日の立教大学に引き続いて「岡村淳『60年目の東京物語』を観る会』の主催により、早稲田大学文学部にて上映とトークが行なわれました。 司会は作家の星野智幸さん。 表現者の卵とプロ、NHK職員、「ハルとナツ」ロケ協力者など多彩な顔ぶれが集まり、前日をしのぐ熱い集いとなりました。 皆さんの想いとご声援が岡村の力の源です。 ありがとうございました。 御礼は次回作に込めさせていただきます。
岡村作品北陸初上映会報告(11月20日)
11月20日(日)、石川県根上総合文化会館ハイビジョンシアターにて「岡村さんを応援する会」日本海支部主催の上映会が行なわれました。 上映作品はあの「60年目の東京物語 ブラジル移民女性の里帰り」と「みえない祖国の夢 ブラジル日系盲人の青春」。 主催者ならびに参加者の皆さんに感謝です。 参加者にいただいたコメントから。
(前略)これまで、上っ面だけで重みのない言葉を使う人や、Aproveita(訳注:利用すること)するために人を利用する人等々、いろんな人と出会って、そのたびに何だよ、この人!…とムカついてましたが、オカムラ作品はこの対極にあるというか、 「人の真心」を感じさせるものがあるんですよねー。 見終わった後、気持ちが良くなるというか、ホッとするというか。(後略)
関西でも「60年目の東京物語」上映実現!(11月21日)
11月21日(月)、JR奈良駅前の奈良市男女共同参加センターにて「60年目の東京物語」「ブラジル最後の勝ち組老人」の上映ならびに岡村のトークが行なわれました。 平日の午後、しかも緊急の設定にもかかわらず各地から駆けつけてくれた皆さんならびに主催者の方に御礼申し上げます。
〈以下、西暦2005年にブラジルで行なわれた主な公開上映会をご紹介します。〉
「アマゾンの読経」首都ブラジリアでの上映会(5月15-16日)
5月14日・15日の2日間にわたってブラジル中西部日伯協会連合会の主催により、岡村を招待しての「アマゾンの読経」上映会が実施され、無事、成功裏に終了しました。 この出会いの機会を設けてくださった関係者の皆さん、来場された皆さんに心より御礼申し上げます。 今後、「アマゾンの読経」は藤川師没後20周年の西暦2006年に改訂版を制作して、日本で上映会を新たに行なう予定です。 どうぞお楽しみに!
「移民とたこ焼き」ジャカレイでしめやかに敢行(6月19日)
サンパウロ州ジャカレイ市にて6月19日、「移民の日」にちなんで「アマゾンの読経」第一部上映とたこ焼きを食べる集いが実施されました。 ジャカレイは「移民百年祭」サイトの運営管理人・櫻田博さんのブラジルのホームグラウンド。 櫻田さんのブラジルでの歩みを象徴して、豊かな顔ぶれがそろいました。 かつての巡回映画会をほうふつさせる素敵な集いでした。
本場アマゾン・ベレンにて「アマゾンの読経」上映なる(7月23日、25日)
7月23日にアマゾン河口の都市ベレンにて、さらに25日にアマゾン最古の日本人入植地トメアスーにて「アマゾンの読経」全巻の上映会を地元日本人有志の皆さんに実行していただきました。 作品の舞台であるアマゾンに暮らす皆さんに拙作を受け入れていただき、制作者として感無量でした。 主人公の藤川師と直接、親交のあった方々からも貴重なお話を新たにおうかがいすることができました。 その成果はこの作品の改訂版に盛り込ませていただく所存です。 ご協力いただいた皆さんに心より御礼申し上げます。
NHK疑惑告発・サンパウロで「60年目の東京物語」緊急上映(10月11日) 10月に放送されたNHKドラマ「ハルとナツ」が岡村のドキュメンタリー「60年目の東京物語 ブラジル移民女性の里帰り」のパクリである疑いが日本の大手新聞および雑誌で報道され、岡村も本HP上で告発を行ないました。 これを受けて在ブラジルの日本語メディア関係者などから「オリジナル」となった岡村作品をぜひ見たい、という声が高まり、2005年10月11日、有志の方々の取り計らいで「60年目の東京物語」の緊急上映と岡村の報告会をサンパウロ市内・栃木県人会で決行しました。 緊急かつ平日の日中の上映にもかかわらず、NHKサンパウロ支局をはじめ日本語メディア関係者、岡村シンパはじめ日系社会の皆さんが100名近く参加しました。 岡村に対する反論は全くなく、NHKの欺瞞と傲慢の体制に対する疑問と怒りをメディア関係者の皆さん、および在ブラジル邦人ならびに日系人の皆さんと共有することができました。 ご協力いただいた皆さんに改めて御礼申し上げます。
アマゾナス州マナウスにて「アマゾンの読経」しめやかに上映(10月16日)
2005年10月16日、マナウス市の西部アマゾン日伯協会会議室にて「アマゾンの読経」全巻の上映会が行なわれました。 作品の舞台となる地元の上映だけに、参加者の関心は格別のものがありました。 さらにマスコミを賑わしていたNHKドラマ「ハルとナツ」をめぐる疑惑に関して、NHKへの不信と怒り、岡村への共感のの声が多く寄せられました。 ご協力いただいた皆さんに改めて御礼申し上げます。
|