11月の日記・総集編 御近所録音 (2008/12/02)
11/1(土)記 ナゾの上映会
ブラジルにて 1週間後には。 クリチーバで2日間にわたって岡村作品4作品の上映があるらしい。 前夜の夜行バスの切符も買ってあるのだが、いまひとつ詳細がわからない。 本日付のニッケイ新聞に、この上映の案内記事が掲載された。 思わぬところが主催のようだ。
ま、こっちもいろんな場数を踏んできてはいるが。
11/2(日)記 細流
ブラジルにて オンライン状況が、いたく悪い。 遅いなんてもんじゃない。 フリーズ状態である。 仮にもブロードバンドなのだが。
知人が回線の速度を計るサイトを教えてくれた。 これの広告がとても淑女にはお見せできないもので、リンクを見合わせますが。
計ってびっくり。 ケタが違うどころか、単位が違うのである。 例えてみると、一升ビンの量のうたい文句で、中身はヤクルトのビンどころか大さじ一杯ぐらいといったところ。
少しは流れ、というよりシズクが多そうな時に試行するしかない?
簡単なメールを1本送るのに1時間、2時間とかかる… して、このブロードバンドの名称がSpeedyときたもんだ。
11/3(月)記 フライヤ完成
ブラジルにて 「あも-る あもれいら」第2部『勝つ子 負ける子』の12月7日・日本首都圏完成記念初上映のフライヤを、主催者の伊藤修さん自ら作ってくださった。 色味といい、デザインといい、絶妙。
MIXIにアップされている。 http://mixi.jp/view_event.pl?id=36679007&comment_count=1&comm_id=1586336
伊藤さんは横浜・大口でGAUCHAというオツなブラジル焼肉レストランを経営されている。 焼肉屋のオヤジが「フライ屋」もいけるとは、ニクい。
11/4(火)記 ブラナレ
ブラジルにて これまでの岡村の自主制作作品の日本語ナレーションは、ナレーション録りをすべて日本で行なっていた。 ブラジルでナレーション録りをしたこともある。 しかし僕が日本で映像記録以来、たしなんできた方法と、ナレーションの本質に関わるほどの方法の違いにとまどった。
今回、いろいろあった末に、思い切ってこっちで録ってみようかと。 拙宅の片隅での録音も考えるが、雑音が切れない。 こちらの知人に相談して、音楽スタジオを紹介してもらう。 昼過ぎでも留守番電話… ようやく連絡が取れ、夕方、見学に。
よし、やってみっか。 さっそく明日を予約。 さあどうなるか。 もろもろ準備しなくちゃ。
11/5(水)記 御近所録音
ブラジルにて アジアプレスインターナショナルが目黒駅近くにオフィスを構えていた頃。 代表の野中さんのご好意でオフライン編集機を使用させていただき、連日、こもらせていただいた。
目黒の実家から歩いて通っていたのだが、関連メンバーのなかでブラジル移民の岡村がいちばん通勤距離が短かったと記憶する。
さあ、サンパウロのご近所のスタジオでナレーション録音となった。
マイクを、立ち位置に設置してあるのに、まずびっくり。 前日に打ち合わせをしていたのだが… 机と椅子を用意してもらう。 とにかく、やってみる。 日本語をコントロールできるのは、自分だけ。 常に自分と、でやってきた。 5時間以上の「アマゾンの読経」のナレーションに一日で臨んだことを思えば、量的には三分の一以下である。
やりながら、新たなシステムのノウハウを作って身につけていく。 外に大型車が通ると振動があるが、オペレーターは大丈夫、と言う。 他にも気になることがあるが、マテリアル受け取りは翌日夕方となった。
不便もあるが、どっちにころんでも所要時間は最短の部類。 経費も日本の格安より、はるかに低く収まりそうだ。 ミキシングは自分でするし。 トラブルがあったら、また「歩いて」来ればいい。
11/6(木)記 間隙裁縫
ブラジルにて 日中、日本から来た人と打ち合わせ。 夜、深夜バスに乗るその人の送り出し。 バスの出発まで見届け、メトロ終電ギリで帰宅。
その間、昨日のナレーション素材のピックアップ。 細かいチェックはできないが、なんとか使えそうだ。
11/7(金)記 大台突入
ブラジルにて ミクシイが誕生日を告知するせいだろう。 それにしても例年よりお祝いメッセージが多い。 これも大台突入の故か。
ナレーションの音素材をチェック。 CDに焼いてもらった方がCDプレイヤーだとOKだが、編集機ではひどい雑音が伴なってしまう。 miniDVに予備のためコピーしてもらった方の素材でいくことにする。
ナレーションの音素材まで自分でいじるのは初めてである。 おっと、高校時代の8ミリがあったか。 プロになって、初めて。 ミキシングの具合、理屈がわからないが、とにかくやっていく。
こっちの素材に収録漏れのナレーションがある。 すべてチェックすると、語句のいい間違えも発見、できれば直したいところも。 素材がそろっていないとなると、落ち着かず。
子供のピックアップ、免許更新手続きの合間にスタジオと同じオペレーターを抑えて、再作業。 あー、せわしない。
夜は家族でお祝いの食事、帰ってケーキをいただき、バスターミナルに向かう。 深夜も混沌のチエテターミナル。 大台の誕生日のうちに夜行バスの旅とは、らしくていい。
お祝いメッセージへの返礼が遅れますが、ご勘弁を。
11/8(土)記 クリチバ再会
ブラジルにて 午前6時、クリチバ着。 今回の宿兼上映会場は、15年前の定宿である。 あの頃は、ファックスだった。
今回、ノートパソコンも持参した。 しかしホテルの部屋は無線ランのみ対応で、ケーブル接続のパソコンは使えず。 ホテルで使わせてくれるPCは日本語対応せず。 ま、このおかげで部屋がネットカフェ化しないですんだ。
フライヤから機材設置まで、オールマイティにこなす日系二世の青年がいてくれて、スムースに上映活動のセッティングができた。 ほれぼれするほど優秀な若者がいるものだ。
主催してくれた先生方からも、興味の尽きないお話をうかがう。 クリチバ、なかなかのものである。
初日上映、つつがなく終了。
11/9(日)記 クリチバ再見
ブラジルにて 上映機材をホテルのわが部屋に預かっていた。 会場の施錠が解かれると、ひとりで準備を始める。 すでに勝手がわかり、主催者の皆さんたちとも気心が知れている。 ツーカーの呼吸で進める。
今日は「予告編」も含めて絶妙な作品チョイス。 「40年目のビデオレター」がこんなに熱く観られたのは初めて。 途中でも拍手をいただくなんて、他にあったかしら。
こちらもツボを押さえたトークをさせていただいたかと。 地元の女子大生の指摘・質問がシャープだった。
帰りの長距離バスの心地よかったこと。 海岸山脈に包まれて。
11/10(月)記 ブラジル回向
ブラジルにて 家事の合間に、ひたすら作品の音声いじり、ミキシング。 ナレーションが一箇所、やたらにエコーがかり、レベルが上がりすぎているところがある。 こちらの編集機で修正不可能。 ふたたびスタジオに連絡をして、明日、訪ねることにする。 いやはや、なにせ初めての試み。 ウン十の手習い、というやつか。
11/11(火)記 録り直し
ブラジルにて 作業尽くしのあと、ふたたび、いやトータルで4度目の音楽スタジオへ。 エコーがかったナレーション部分は処理不能とのことで、録り直す。 まだエコーっぽい。
その他、エコーっぽいところもいじると音質がおかしくなるという。 ええい、全部、録り直しをすることにする。
ブース自体の反響を拾っているようだ。 明日、スポンジを付けた壁に密着して録り直そうという段取り。 いやはや、ナレーションの録り直しはさすがに初めてだ。 家に帰って、翌日の作業がスムースに進められるよう、準備。
夜、別件の打ち合わせで酒席に。 翌日の本番前なので、ソコソコに失礼させていただく。
11/12(水)記 立たされて
ブラジルにて さあ、ナレーションの録り直し。 なおかつ慎重にという思いと、ままよ、という思いと。 さらに練習をしながら、これまで引っ掛かっていた部分の文章を直す。 完成度は高くなったかな。
さて、スタジオ。 エコーを極力、避けるため、スポンジを貼った壁に向かって、立ってやってくれ、とのこと。 横に置いたモニターを見ると、口の位置がマイクからずれてしまう。 まあ、とにかくやってみる。 2時間立ちっぱなし、しかもいっぺんにいくつものことに気を配らなければならず、これは疲れた。
へろへろになりながら帰路、夕食の食材を買う。 しかし、帰ると寝込んでしまい。 夜は出前のピザということで。
録音素材が出来上がるのは明日の夕方とのこと。 落ち着かない。 これでもダメだったら、他のスタジオでやってみるか、日本に持ち越すか。 なんとか、こちらで目鼻をつけてみたいもの。
11/13(木)記 音尽くし
ブラジルにて 今日は音がらみの3題あり。
夕方、録り直したナレーション素材のピックアップ。 下記の合間を縫って、拙宅でチェック。 今度のは、なんとか使えそうだ。 いやはや。
来週、こちらで行なうことになったプチ上映会の会場でチェックと打ち合わせ。 こっちのDVDを読み込むことを確認、OK。 簡単な確認を怠って、たいへんなことになったことが何度かあるので、慎重に越したことはない。 この上映は訪日前の大きな楽しみ。
日本の「鼓童」が20年ぶりにブラジル訪問。 知人が招待してくれるという。 20年前も聴きに行ったのだが「心霊画家」取材の最中だった。 過労のため、あの大音響のなか、前の方の席で眠ってしまった。 今回は会場が未知の場所。 20時過ぎの思わぬラッシュに遭う。 さらに拙宅からのアクセスだと初めての人間はまず迷う道順に夜間、迷い込み。 もう一生、通ることもないような道を彷徨。 21時開始で、たどり着いて入れてもらったのは21時45分。 さっそく素晴らしい音の世界に魅了される。 観客の吐息が聞こえてくるほどの微小な音の表現に圧倒される。 僕にとって最も衝撃的な音体験、西アマゾン奥地の夜を思い起こす。 いただいたパンフレットをあとで見るとタイトルは「水の森」とあった。
帰りも軽く迷う。 住宅街に、おっぱいもあらわな街娼が。 黒澤の「夢」の世界から「タクシードライバー」の世界へ。
11/14(金)記 ○ックス開眼
ブラジルにて 昨晩、計2時間半ぐらいの知らない夜道の運転のせいだろう。 二の腕が痛む。 他にもある体の信号を気づかい、思い切って今日は断食とする。
さあ、「あもれいら」Ⅱのミキシング再開。 …底なし沼に落ち込んだかと思いきや。 半日も試行錯誤を繰り返してくると、そこそこコツも少しはつかめてきたような。 このまま積み重ねていけば、なんとか日本のお披露目上映に「とりあえずバージョン」は間に合いそうだ。 泣くべきところと、突き詰めるところのバランス感覚。
トラブルのおかげでマニュアルの関連部分を読み込み、できることとできないことがもう少しわかってきた。 ナレーションのミキシングも自分でやってこそ、という気がしてきた。
なんとか別件尽くしのこの週末を乗り切れれば。
11/15(土)記 字幕哲学
ブラジルにて 日本から訪れた知人にもらった週刊誌。 わが意を得たり、のインタビュー記事が。 「週刊文春」11月13日号。 「阿川佐和子のこの人に会いたい」。 字幕翻訳家の戸田奈津子さん。
ほんとにいい字幕を読んでいる観客は、字幕があることすら意識しないと思います。下手だとか文字が多くて読みきれなかったとか、何か問題があるときに字幕を意識するんです。全部頭にサーッと入って、字幕を読んだ意識は残ってなくて、あたかも映画の人物の言葉がすべて直接わかったと思わせる。これが最高の字幕ですよ。
クリチバの上映会。 バイリンガルの日系の女子大学生から、岡村の字幕翻訳についての指摘があった。 これは両方の言語に精通していないとわからないこと。 彼女は岡村の翻訳に、作品のまなざしと共通するものをみとってくれた。 なるほど。
11/16(日)記 自分にだけは負けない
ブラジルにて 今日のタイトルは「ウルトラマンコスモス」の主題歌の歌詞から。
訪日前の最大の仕事。 だいぶ前からの懸念だった。 本業に追われるなか、関係者との事前の打ち合わせ、特殊機材の準備等、事前にできることはさせていただいたが。 お世話になっている人の関係する、こちらの県人会の記念式典の撮影。
疲れきる。
11/17(月)記 口直しにサルガドン
ブラジルにて 夜。 な、なんなんだよ、のレベルの写真集を見てしまう。 大人の、プロの、こだわりのある仕事とは思えない。
口直しにサルガドの「AFRICA」を開く。 サルガドの塩味がしみる。
11/18(火)記 買出し行脚
ブラジルにて 本業、イレギュラーな用事にいそしんでいるうちに。 次の訪日まで何日もない。 朝に夕に、頼まれものの買出しに出かける。 なかなかの量の荷物になってしまう。
もう、ややこしいもの頼まないでね。
11/19(水)記 「あもれいら」ⅠとⅡのはざまで
ブラジルにて これ以上、ヘタにいじってがちゃがちゃになっては大変。 昨日の段階で、「あもれいら」Ⅱをブラジルではこれ以上、いじらないことにする。 ナレーションの音質、ミキシングの具合が懸念。 訪日後、翌日の上映会のあと、さっそく仙台に向かうことにした。 「KOJO」以来、仕上げのお手伝いをお願いしている佐藤さんにチェックしてもらう予定。
昼より、アモレイラの保育園に寄付をしてくださっているサンパウロの日本人婦人らにパウリスタ地区で「あもれいら」Ⅰをご覧いただく。 この寄り合いの実現にお世話いただいた方々に感謝。
ⅡからⅠを見直すのも一興。 ⅠはⅡの予告編だった…
11/20(木)記 最後の連載
ブラジルにて 20日、ということは。 「月刊ラティーナ」12月号が発刊されたはず。 サイトを見ると、アップされていないみたいだが… http://www.latina.co.jp/html/magazine/revFRM.php
この号で岡村の連載「移民を撮る 移民を書く」は終了。 最終回は91歳の現役日本語作家、松井太郎さんについて書かせていただいた。 松井さんへのインタビュー、松井さんの短編も紹介という盛りだくさん。
編集担当の花田さんは激務のなか、敏速な応対と細かいケアをしてくれた。 おかげさまで気持ちよく、いい仕事をさせてもらった。 ありがとう!!
11/21(金)記 写経再開
ブラジルにて 4連休の二日目。 ここのところ本業に追われて滞っていた「ある移民の生涯」の入力作業を再開。 http://www.100nen.com.br/ja/okajun/000182/20081121004858.cfm 多少のストックはあったが、遅いPCにUSBメモリーをつないで、起動を待って、コピーをして…というプロセスを行なう時間的・精神的余裕にも事欠いていた。
この作品の写経も峠を越した。 さあ次をどうしようか。 写経といったぐらいだから、同じ作品にもう一度挑むか。
11/22(土)記 挨拶回り
ブラジルにて 今日、一気に挨拶回りをすることに。 朝から車を起動。
3軒をまわる。 3人とも戦前移民。 平均年齢は九十歳。
生者との交歓・交感を、死者の供養より優先したい。 そのことが死者の供養にも通ずる、との思いがある。
どっと疲れが出るが、心地よい疲労。
11/23(日)記 パラナの味
ブラジルにて ここのところはブラジル産の、そう値段も悪くないワインをいただいていた。 今晩はパラナの日系アランビッキ(酒造)のピンガをいただく。 いくつか戦前移民モノを読んでいたので、その影響か。
ほろ苦さを、リモン(ライム)でさらに締める。
昨日、橋本先生のお連れ合いから、庭で取れたというサオダケの筍をいただいた。 これをサラダで。 たけのこサラダはアモレイラのレストランで覚えた。 これがなかなか、よろしい。
日本人移民のタケ利用に思いを馳せる。
11/24(月)記 ある再会
ブラジル→ リベリダージでの所用を出発日まで残す。 駅で、見覚えのあるような日系の視力障害者が駅員にサポートをされていた。 サンパウロの地下鉄は、こうしたサービスが入念である。
ひとつ、買い物を済ます。 ガルボン・ブエノ通りを先ほどの盲人が横断しようとしている。 晴眼者でも注意を要するところだ。 誰もサポートしようとしないので、声をかける。 彼の腕を取って歩きながら、ポル語で。 「きみ、オニキ先生のところで勉強してなかった?」 「オカムラサン!?」 ビンゴ!!もいいとこ。 僕は彼の同僚を主人公にしたドキュメンタリーを作っているのだ。 彼は、その記録を終えてからの入学。 それほど話をしたことがないし、彼はその後日本に留学に行っていたので、相当の長いブランクがある。 よくぞ覚えていてくれた。 それにしてもすがすがしい若者。
彼の目的の場所まで送り届け、再会を期す。 デレンコデレンコした己を恥じる。
11/25(火)記 旧型機
→アメリカ合衆国→ JAL便での訪日は、機内の映画がけっこう楽しみである。 プログラムは月替わり。 残念ながら今月は大作・話題作・邦画ともとぼしい感じ。
しかもこれまでより旧型のシステム。 これまでの機では、作品を選択すると上映されているそれぞれの作品の残り時間がまず表示されるので、どれを優先するかの判断がしやすかった。 今回はそれがないので、上映されている作品がどのあたりまで進んでいるかを客観的に判断できない。 映画はできれば始めから見たいし、作り手は余計そうしてもらいたいものだろう。
JALの最新の機ではエコノミーでも個々が選んだプログラムが個人単位で始めから上映され、ポーズの機能もあるので個人視聴にはまことに好都合になった。
今回の便は、ビデオシステムでは2世代、旧式ということになろう。 ブラジルまで送ってくる機には、何かとラグが。
11/26(水)記 帝都のよろ陽
→日本 日本に到着。 定刻より早い。
目黒の実家に旅装を解く。 さっそくいくつかの用事を済ませに外出。
午後3時台で、もはや陽が弱くなる。 冬を感ず。
さてさて。
11/27(木)記 じょれい開始
日本にて さっそく行動開始。
西荻窪APARECIDAさんでの上映の前に、新宿NSビルへ。 「アマゾンの読経」の佐々木美智子さんの写真展。
飲み会に誘われるが。 「これから、上映会なんですよ」 「え、除霊会?」 佐々木さんらしい変換間違い。
除霊より降霊だ。 「あもれいら」Ⅰの上映。 また面白い出会いの寄り合いがかなう。
深夜バスで仙台に向かわなければならない。 カイピリーニャとフェイジョアーダもソコソコに、シダさんを出る。
11/28(金)記 仙台開眼
日本にて 未明。 氷雨の叩く仙台に到着。 佐藤さんと合流。 仙台の佐藤さんには「KOJO」以来の岡村作品の仕上げでお世話になっている。
佐藤工房にイン。 プロジェクターとスクリーンにて「あもーる あもれいら」第2部を試写。 基本的にOKをいただく。 やれやれ…
手書きテロップの取り込み、音声の微調整をお願いする。 どどどっと、うれしい疲れがほとばしる。
11/29(土)記 河北→民報→下野
日本にて 仙台発07:02の鈍行。 3回乗り継いで、栃木の小山へ。 12:38着。 都合、地方紙を3紙購入。 贅沢な旅行だが、首が疲れた。
小山のお寺さんでの上映。 手厚いおもてなしに恐縮・感激。 素敵なご家族と接する楽しさ。
11/30(日)記 次は蒲田で
日本にて 思えば、蒲田というのはこれまでトランジットばかり。 駅前を歩いてみると、地方の県庁所在地に駅前ぐらいの迫力がある。
今日の上映の鎌田アカデミアは、日本キリスト教団鎌田教会が会場。 この教会が、とってもおしゃれで驚いた。
次の結婚はぜひこの教会で、とチャペルで岡村ワールドを展開。 コリアン料理店での反省会では、アカデミーのスタッフ、牧師さんらと思わぬ共通の知人・話題も出て、なかなかであった。
|