『「反骨の軟体 岡村淳の脳内書棚」読本』part1 (2015/12/16)
すでに古本遊戯・流浪堂さんと岡村シンパの間で伝説となっている今年1月の「反骨の軟体 岡村淳の脳内書棚」展。 この前代未聞の展示を記念して、岡村が昨年末から今年初めにかけて『忘れられない日本人移民』以来の気合いを入れて作成した手づくり冊子です。
岡村が流浪堂さんの展示でスカウトした こうのまきほさんの描き下ろしイラストだけでも十二分の見ごたえがあります。 流浪堂店主の二見さんに時間の余裕があってノリがいい時にコンビニでカラーコピーをとって手作業製本、というスローブック、流浪堂店頭にて在庫があるときに販売というレアものです。 頒価300円、コピー代の実費以下という流浪堂さん出血サービスです。
左右両表紙から別次元の楽しみ方ができるという凝ったつくりにしました。 目次から、そのヴォルテージの程度をお察しください。
《右表紙》 「変態の証明:ブラジル移民が映画少年から縄文青年になるまで」 1.目黒と縄文 〇目黒の最古の顔 〇縄文時代のあの人は 〇もののけ姫の目黒 〇ドングリとマユダマ 2.映画少年と銀幕のあとさき 〇胎内観賞の記録 〇明日に向って、打てば響く 〇映画少年の栄華のとき 〇銀幕の終幕 〇銀幕のあとさき
《左表紙》 「うんち少年の読書うんちく」 〈林棲期の移民のつぶやき〉 〈えほん百科の第4巻〉 〈マンガ狂時代〉 〈ノンフィクション少年劇場〉 〈ハイゼットの親子〉 〈文庫本という喜び〉 〈星新一の系譜〉 〈隣りの深い河〉
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