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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2016年の日記  (最終更新日 : 2017/01/01)
11月4日(金)の記 霧の楯状地をゆく

11月4日(金)の記 霧の楯状地をゆく (2016/11/07) 霧の楯状地をゆく
ブラジルにて


朝のカフェーをいただいてから、フマニタスの佐々木神父に暇乞い。
あとは、ひたすら走る…

が、サポペマに向かう「雲海山地」はすごい霧である。
これは、危ない。
昨年も、こんなことがあったな。
行けども、行けども。

土地なし農民の頭目だった石丸春治さんの遺族を訪ねるつもり。
故・牛山純一プロデューサーは、なくもがなにも思えるワンカットの追加撮影のために、新たに取材班を現地に送り込んだものだ。

石丸さんの家族と旧交を温めることもさることながら、記録のディレクターズカット版をまとめるために、もうワンシーン欲しいというのがいちばんの目的だ。

サポペマを抜けて、北パラナから中部パラナに入っても霧が続く。
こりゃ、撮影どこじゃないかも。
どこか木賃宿での一泊も考慮せねば。

が、昼前には現地に着けた。
こちらは霧もあがり、雨もこらえている感じ。
先の行程を考えると、ゆっくりもしていられない。

話を聞いていると、思わぬ殺人事件を知らされる。
予定調和とは、ほど遠い現実にくらくらする。

さあ、がんばれば夏時間を利用して真っ暗になる前に大サンパウロ圏まで近づけるかも。
はじめての道を、ひたすら走る。

本日の走行距離、700キロメートル。
うち、半分以上が生まれて初めての道。
足が、がたがた。


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