移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
岡村淳のオフレコ日記
     西暦2016年の日記  (最終更新日 : 2017/01/01)
11月22日(火)の記 ゴヤスのしりしり

11月22日(火)の記 ゴヤスのしりしり (2016/11/25) ゴヤスのしりしり
ブラジルにて


長距離バス片道24時間の旅、かつての直行便なら空の旅でブラジルから日本に着いちゃうな。
日の出は、ブラジル中央のゴイアス州で迎える。
橋本先生あたりの古い人は、ゴヤスと表記。
その、中間ぐらいの音かと。
ここは「いにしえ感」のあるところで、ゴヤスの表記でいってみよう。

昨日の午後、そして夜とパーキングエリアでサルガジンニョと呼ばれる揚げ物を食べたせいだろう、ちょいとむかつく。
道中のレストランはなかなかの値段になるので、節約を心がけるとこういうことになる。

朝食休憩の店には、レタスがのぞいて見える、英訳するとナチュラルサンドイッチというのがあった。
それが欲しい、とおねえちゃんに告げると、6レアイスだけど(かまわないの)?と聞いてくる。
邦貨180円といったところか。
野菜のためなら。

レタスとチーズとハム、それにニンジンのスライスがどっぷり入っている。
沖縄では、しりしりニンジンと言ったな。
学校給食時代はニンジンを受付けなかった僕が、ブラジル奥地で朝からしりしりにんじんか。

予定より早くマットグロッソ州はロンドノポリスに到着。
しばらく待つが、迎えが来ない。
聞いた携帯電話は、つながらず。
むかし、控えた番号をいくつかかけて、ようやく。

溝部さんと再会、かなう。
左半身をやられたというが、思い脳梗塞ではなかったようで、すでにちょっと見ただけではわからなくなっている。
歩きは、四足の歩行器を使用。
頭は、しっかりしている。

さあ、いつまでお邪魔するか。
とりあえず、今日は泊めていただくことに。

溝部さんのおかげでTBSの『新世界紀行』でブラジルの岩絵遺跡を紹介できた。
拙作『ブラジル最後の勝ち組老人』も『郷愁は夢のなかで』も、溝部さんあっての作品だ。
NHK『日曜スペシャル』ではブラジル移民90年の記念番組の四人の主役の一人を務め、溝部さんは少なからぬ人々を魅了してきた。

いっしょにいられるだけで、うれしい。


前のページへ / 上へ / 次のページへ

岡村淳 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2017 岡村淳. All rights reserved.