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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2016年の日記  (最終更新日 : 2017/01/01)
12月14日(水)の記 ジュンという男

12月14日(水)の記 ジュンという男 (2016/12/14) ジュンという男
ブラジルにて


ようやく移民小説家・松井太郎さんのご家族と連絡が取れた。
どうもあまり身心が芳しくなさそうだ。
松井さんは、齢99歳。

日本からの留学生二人を引率して、松井さんをお見舞いすることにした。
先回に懲りて、希望者に課題図書とリポート提出を貸して、それをクリアした二人。
松井さんを元気づけたい思いもある。

松井さんは歩行も自在とはいかなくなってきた。
おっしゃることも、ほとんど聞き取れない。

しかし小一時間も経つと、松井さんもエンジンがかかってきたようで、こちらのチューニングもより繊細になってきて、キーワードが聞き取れるようになってきた。
松井さんのお疲れとお昼時を考慮して、今日はおいとますることにする。

お世話をするブラジル人女性に聞いてみる。
親戚以外の訪問はまれだが、ジュンという人物がしょっちゅう来ているという。
松井さんの孫にもジュンというのがいて、まぎらわしい。
孫でない方のジュンというのは、何者か。

ジャーナリストか、大学の研究者だと思うという。
よく聞いてみると、僕のことではないか。
今日はオカムラと名乗り、いつもオカムラで通していたつもりで、お孫さんとの混同もあり、こっちも混乱した。

行きも帰りも師走の交通渋滞。
運転時間3時間、マニュアル車なので左足がガタガタになった。

事故にも犯罪にもあわず、留学生たちにも喜んでもらえたようで何より。


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