東京世田谷・空間工房にてダブルヘッダー上映(3月21日) (2020/04/04)
春分、桜花、三連休、コロナウイルス。 激動の時流のなかで、僕にとってははじめての主宰者とはじめての場所でいきなり二部制の上映会を開催していただきました。 想像を超える困難の時期を乗り越えての再会と再開を心待ちにしています。 **********************************
熱心に拙作上映会に通っていただいた郷土映像ラボラトリーの中川美帆さんのキュレーションにより、世田谷で二部にわたる上映会を開催していただくことになりました。 以下、主催者からの告知です。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 岡村淳アライブ上映会 @世田谷代田 空間工場 ☆ 一部、二部、入れ替え制 二部終了の後は、同じ場所で岡村監督を囲み懇親会です!
<上映作品> (一部) ① 「大アマゾン ヤノマモの人びと」西暦1984年製作・55分(研究上映) ブラジルのインディオ保護局が外国の取材班にはじめてヤノマモ保護区の取材を許可した年。弱冠20代の岡村ディレクターの取材班は、アマゾン源流のヤノマモの巨大住居で生活を共にしながら独自の時空に暮らしていた彼らの記録に挑んだ。雨季のさなか、村の女たちをめぐる思わぬ事件が続く。いっぽう村の長老は不思議な神話を取材班に語り始めた。
② 「60年目の東京物語 ブラジル移民女性の里帰り」西暦1996年製作・36分 第2次大戦前にブラジルに移住した森下妙子さんは、夫とふたりの子供をなくしてサンパウロ市近郊で質素なひとり暮らしをしていた。移住後、祖国を訪問する機会のなかった森下さんは、80歳を迎えた年に日本政府の招待で初めての里帰りをすることになった。森下さんは日本で生き別れとなった実の姉との60年ぶりの再会を楽しみにするが…
(二部) ① 『赤い大地の仲間たち フマニタス25年の歩み』(2002年/2006年・66分) 「貧しい人のための仕事は、必ず神さまが助けてくれる」。 20代でブラジルの日系人たちのお世話のためにブラジルに派遣された佐々木治夫神父は、奥地のハンセン病患者の隠れ里の存在を知り、彼らとともに生きる決意をする。フマニタス:人類愛と名付けた佐々木神父と仲間たちの活動は、あらたに土地なき農民たちやストリート・チルドレンたちのお世話も手掛けることになった。 フマニタスの四半世紀の活動と、いまを紹介する。
② 『ササキ農学校の一日』(2003/2009年・22分) ブラジルの奥地に開かれた日本人の名前の付けられたササキ農学校。 義務教育である初等学校に、わが子を通わせるのも困難な遠隔地の零細農家のために築かれた寮制の学校だ。文盲に近い保護者たちにこの農学校を紹介するビデオを無償で制作してほしいと頼まれた岡村監督は、ひとりでカメラをまわし、生徒たち自らをリポーターとして挑戦する。 現地のためにつくったポルトガル語の作品に手を加えず、日本語字幕のみを施した作品。
※※※ 新型コロナウィルスの影響により、この時期の訪日が簡単ではなく、物理的に訪日できないリスクも高まる一方です。そのため、この先、中止や延期にする場合も考えられますこと、お含みおきください。
<スケジュール> 12:00 開場 12:30 (一部)上映開始 上映の前後に岡村監督のトーク 〜 15:00 終了
15:00 開場 15:30 (二部)上映開始 上映の前後に岡村監督のトーク 〜18:00 終了
18:15から同じ場所で岡村監督を囲み懇親会です!
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[ お問合・お申込 ] メール: sheli2fenesi@gmail.com (郷土映像ラボ 中川美帆) 携帯電話: 090-1425-4341(空間工場 兒玉慎憲)
主催:空間工場・郷土映像ラボラトリー
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