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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2017年の日記  (最終更新日 : 2017/03/29)
1月2日(月)の記 月曜のアート展

1月2日(月)の記 月曜のアート展 (2017/01/04) 月曜のアート展
ブラジルにて


明日は早朝から車で家族旅行に出るつもり。
家でするべきことはいくらでもあるが。
思い切って今日までのアート展を見に、セントロ(ダウンタウン)まで出る。

ついでに正月の東洋人街ものぞいてみる。
なにということはない。
中心となるガルボンブエノ街の、いつも車がぎっしり止まっていた左側を歩行者専用レーンとしているのには驚いた。
もとからの歩道との段差などが気になるが、思い切ったことをしたものだ。
だいぶすっきりしたが、ただでさえ駐車場探しもややこしいこの地域、あの尽きることのない路上駐車の車群はどうなったのだろう。

新年2日で、しかも月曜。
こんな日のブラジルでホントにアート展をやっているのだろうか。
ブラジル銀行カルチャーセンターのメキシコ人現代アーチスト、Hector Zamora展。
今日までの展示ということで、なんの予習もせずに、まさしくふらっとやってきた。

彼の作成したオブジェとともに、いくつかの動画が投影されている。
これが、見てみるとなんだかおもしろい。
・サンパウロのギャラリーで、20人の土木労働者が建築用のレンガをひたすら投げてリレーする

・レンガ造りのトーチカのような廃墟のなかで、オーケストラのメンバーがそれぞれ陣取り、準備をして演奏をする
・サンパウロの廃墟となった元病院の窓から中庭に向かって大勢でひたすらヤシの鉢植えを投げつける

いずれも、ただそれだけなのだ。
むずかしくめんどくさい理屈や解釈をする美術評論家や弁の立つアーチストがいるのだろうが、「だからなんなの?」というツッコミと同様、無粋に思える。

なんだか、悪くなく、面白いのだ。
こんなのがアリなんだな、ということで僕自身が自由になれる思い。
売ろう、受けよう、ではない、自分の表現したい、という思いを解放してもらう。
これぞ、アートの魅力。


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