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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2017年の日記  (最終更新日 : 2017/03/23)
1月8日(日) 尾和義三郎さんの法要

1月8日(日) 尾和義三郎さんの法要 (2017/01/10) 尾和義三郎さんの法要
ブラジルにて


昨年の邦字紙の死亡広告で、南米通信社の代表だった尾和義三郎さんの四十九日法要が1月8日午前10時からサンパウロ市内の真宗の寺で行なうとあった。
尾和さんの訃報はサンパウロの友人が教えてくれたが、葬儀の時間がわからず、マットグロッソ行きもあってお悔みに行けていないことを悔やんでいた。

尾和さんは、ブラジル、いやさ南米で日本のテレビ業界相手の最大のコーディネイト業務を繰り広げていた。
僕は映像記録時代の上司が、サンパウロで尾和さんの小ライバルだった人の大学の先輩だったこともあり、尾和さんについてはよからぬことを吹聴されていた。

しかし、予断は禁物だった。
尾和さんはなかなかの大人で、ノーブルかつ任侠の人だったと想う。
この稀有な、エポックを画した人の存在をきちんと伝えたいものだ。

自宅から、思い切って歩いて寺まで向かう。
未亡人に、ご挨拶。

午後、今日までの「ブラジルのインディオの装飾」展に行っておく。
これは見ておいてよかった。
草間彌生さんが15年ぶりにニューヨークを訪ねると、40年間も同じことをやっているアーチストがそのまま認められて、「新しい美術はどこにも見られなかった」と自伝に書いている。
今回の展示で大きなウエイトを占めている写真家は、僕が1980年半ばの映像記録でのヤノマモ・インディオの取材時に訪ねた人で、その時分にすでに第一人者だった。

僕がブラジルに縁ができたのも、テレビのインディオ取材が契機であり、思えば当時から尾和さんの名前は聞いていた。
自分の原点、歩み、お世話になってきた人たちを想う。


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