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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2017年の日記  (最終更新日 : 2017/03/23)
1月23日(月)の記 縄文の奴隷

1月23日(月)の記 縄文の奴隷 (2017/01/24) 縄文の奴隷
ブラジルにて


訪日前最後の一日断食。
日本用、そして急きょブラジルで訪日前に行なうことになった上映のための素材をDVDに手焼き。
ノイズの出がちな素材もあり、うろたえる。

新たなトラブルが生じないか、おそるおそるモニターを見やりつつ。
日本から担いできて読み切ってない書籍『世界史のなかの縄文』(新書館)が気になり、開いてみる。
京都で上映してもらうことになった『KOJO ある考古学者の死と生』関連の画像を探す作業をしていたせいか。

この本は日本を代表する考古学者の佐原真さんと小林達雄さんの対談。
西暦2001年の発行だが、僕は縄文研究の前線から1980年代はじめに退いているので、いろいろな意味で新知見が多い。
僕自身、縄文研究も現代社会のこともシャにかまえていて、きちんと概論をおさえていないことを思い知りつつ。

ふたりの第一人者が、「戦争」「農耕」などの定義がかみ合わないのが面白い。
小林達雄さんが日本の縄文時代に奴隷の存在を想定しているのも刺激的だ。
大森貝塚を発見したモースが著書『大森貝塚』のなかでブラジルの突起のある土器片を図版で紹介していることを知る。
おそらくアマゾンのサンタレン土器だろう。


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