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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2017年の日記  (最終更新日 : 2017/03/23)
2月2日(木)の記 エチオピアのシン・ゴジラ

2月2日(木)の記 エチオピアのシン・ゴジラ (2017/02/06) エチオピアのシン・ゴジラ
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ブラジル出国印は、2月1日。
エチオピア航空のフライトは2月2日の午前2時。

飛行機代が格安のため、ある程度のガマンはしないと。
機内映画サービスのメニューを見る。
お、『シン・ゴジラ』があるではないか!
是枝監督の『海よりもまだ深く』もあるぞ。

『シン・ゴジラ』は昨年の日本での公開時も含めてすでに2回、見ているのだが、2回とも眠ってしまっている。
さっそく3度目の挑戦。
音声レベルを最大にしても日本語が聞き取りにくい。
そして、時間が時間なだけに、うとうと。

搭乗機は西アフリカのトーゴの首都ロメに立ち寄る。
その先のアジスアベバまで行く乗客は、機内待機。
ロメ以降は、僕の座席は機内映画どころか読書灯までつかなくなった。
客室乗務員にクレームするが、何の対応もなし。

「Do not resitete to ask anything...』いい加減アナウンスしないでよ。
少ない人数でほぼ満席の乗客の食事をしたりしているので、三等乗客は強くも言えない。

アジスアベバで、駆け足で乗換え。
この工程が、いちばんの心配だった。
アジスアベバ着から発までわずか1時間25分、『シン・ゴジラ』の上映時間より35分も短いのだ。

が、香港-成田行きの乗継ぎの乗客が先回より少ないせいか、去年よりスムースで、ひと安心。
バス待ちのゲートが上映中の映画館のように暗いのには驚いた。

機内で、さっそくもう一度『シン・ゴジラ』を見て、ようやく全貌を把握。
僕の望んでいた怪獣映画とは、だいぶ距離あり。

最初のうちは、一般人の声もブチギレながら聞こえるのだが、機関車トーマスみたいなゴジラが呑川に現われて以降は、もっぱら役人と軍人のみの世界。

アジスアベバ以降も発券時に通路側をエージェントに頼み、サンパウロのカウンターでも通路側と確認したのだが、窓側ではないか。

通路側に坐った白人の大きなおじさんは、前の座席の背もたれにカバンまでぶら下げて通行をブロック。
見るからに手ごわそうなこのおじさんには、イヤホンの接続場所探しで難儀している時に教えてあげるなどしたのだが…
先方が睡眠から覚醒するまで我慢してから、こちらがトイレに立つため「Excuse me」と声をかけると、舌打ちが聞こえた。

いろいろな場末の人間模様を垣間見る、格安フライトの旅。


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