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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2017年の日記  (最終更新日 : 2017/04/25)
2月4日(土)の記 大東京の磁場

2月4日(土)の記 大東京の磁場 (2017/02/08) 大東京の磁場
日本にて


訪日後、半日にして出陣。
地下鉄門前仲町付近、深川モダン館での上映会。

この建物は1932年完成、「東京市」の公営食堂だったという。
建物の上部に丸窓が並び、なるほどモダンだ。
東京大空襲では内部が焼けたが、建物は残ったというから希少。

プロジェクターと椅子類は、主催者と僕でセッティング。
さてさて上映。
諸々の疲れもあり、プロジェクターの真後ろの席を離れて脇の席に移ると、映写のトラブルが続く。
技術上の問題の他に…

最初の上映作品『60年目の東京物語』の主人公の森下妙子さんはこの建物がオープンしたころ、東京市で新婚生活を送っていた。
メインの上映作品『ブラジルの土に生きて』改訂版の主人公、石井延兼・敏子さん夫妻はその前年に東京市で結婚、ブラジルに渡っている。
三人とも鬼籍に入ってしまったが、この建物との接点があったかもしれない。

上映の祭司として、そうした感無量なことに心を寄せていなかったことが触ったか。
ごめんなさい。
致命的な上映トラブルには至らず、やれやれ。

懇親会も会話のヴォルテージが高く、いい寄り合いができた。


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