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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2017年の日記  (最終更新日 : 2017/04/25)
3月22日(水)の記 ブラジルの沈黙

3月22日(水)の記 ブラジルの沈黙 (2017/03/23) ブラジルの沈黙
ブラジルにて


うーん、家庭の都合もあるし、もう一日あとにするかな。
ブラジルの映画は木曜変わり。

目をつけた映画館の明日の予定を何とかオンラインで見つけると、『沈黙-サイレンス-』は上映の予定なしとのこと。
今日、行くしかないか。

家族は、DVDが出たらにすると言い出している。
僕は、ブラジル人観客の反応も見たい。

アウグスタ街にて、16時30分の回。
3割弱の入りかな。
前方から3列目、C列中央に陣取る。

左側に座った男は、上映中、何度となくスマホの画面を点灯させる。
まぶしい。
右側に座った女性は、日本では考えられないところで笑い声をあげる。
踏み絵についての解説のセリフとか。
キチジローが逃げてしまうシーンとか。

僕がブラジルに戻ったらもう公開されていたので、まだきちんとした映画評を読んでいない。
しかし大手新聞の5段階評価で2というありさま。
今どきのブラジル人には、現実離れしたかったるさなのだろうか。

僕自身はようやくまるで眠らずに見れた。
日本では、いかによく眠っていたかがわかった。

この映画が全編台湾ロケであること、ほとんどの台詞が英語であることがそもそもの限界と改めて思う。

日本の殉教者たちに捧げる、と最後に字幕。
僕はこの度、殉教者にされることもない、時の圧政暴政に命懸けで抗った原城の犠牲者たちのお参りに行った。
東日本大震災の死亡者の2倍ほどの数の人たちが、二日間で殺害されたのだ。


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