移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
岡村淳のオフレコ日記
     西暦2017年の日記  (最終更新日 : 2017/04/25)
3月26日(日)の記 機関再起動

3月26日(日)の記 機関再起動 (2017/03/27) 機関再起動
ブラジルにて


「エンジン」という「敵性語」を使うのも、芸がないように思った。
大日本帝国陸軍航空隊の整備兵だった亡父なら、「発動機」か。
エンジンという語の訳語を調べると、最初に「機関」とある。
機関とは、そういうものか。

ほぼ2か月ぶりでブラジルのわが車のエンジンをかける。
問題なく、発動してくれた。
往復1100キロを超えるあのミッション以来、発動していなかったのだ。

連れ合いの実家まで車で往復。
道にまだ「たちんぼさん」も立っていない明るい時間に帰宅。
夕食の準備まで、好きな本を読ませてもらおう。
うつらうつらも込みで。

済州島4.3事件など、重い本が続いた。
著者の金井真紀さんから直接、譲っていただいた『酒場 學校の日々』(皓星社)にしよう。
酒場・學校は詩人の草野心平さんの開いたお店。

新宿ゴールデン街に移転してからのそのお店の最期を、金井真紀さんが看取った。
なみならぬ筆力に引き込まれていく。

いくつも線引きをしたが、祖国の政局をかんがみ、これを引用させていただこう。

「心平さんが嫌いなのは媚びへつらうやつ、威張るやつ、それから言葉を大事にしないやつ。」

象徴ではない方の日本国の代表に、すべてあてはまるではないか。


前のページへ / 上へ / 次のページへ

岡村淳 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2017 岡村淳. All rights reserved.