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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2017年の日記  (最終更新日 : 2017/04/25)
4月8日(土)の記 カタコンベのバッハ

4月8日(土)の記 カタコンベのバッハ (2017/04/09) カタコンベのバッハ
ブラジルにて


先日、サンパウロ発祥の地であるパテオ・ド・コレジオに寄った時、聖週間を記念して8日にここでバッハの観賞会があるというポスターを見た。

訪日目前で残務雑務は事欠かないが、思い切って腰を上げる。
なんと会場は、ここの地下にあるカタコンベ。

生演奏かと思っていたら、コピー版を聴きながら講師が解説するというものだった。
音楽はバッハのカンタータ『キリストは死の縄につながれ給いしが』、BWV4番。

そもそもバッハはルター派の信仰を持ち、このカンタータの歌詞はずばりルターが作曲したもの。
それをブラジルのカトリックの核、聖地であるサンパウロのカタコンベで学ぶというのが面白い。

いやはや、想像もしなかった。
この歌詞そのものが十字架の図形をなし(書家の伊藤明瑞を想い出す)、曲の楽譜のなかにもクルスが散りばめられているという。

イエスの死と復活と、われわれ凡人の生と死の関連についてのキリスト教の教義はちょっとわかりにくい。
あとでこのルターの歌詞の日本語版を探してみると、この歌詞がそれをダイナミックに説明していた。

音楽の専門的な話は、日本語で聞いてもどこまで理解できたかどうか。

僕もいろいろな場所での上映活動をしてきたが、墓場や納骨堂でのライブ上映というのは、まだやったことがないな。


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