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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2017年の日記  (最終更新日 : 2017/08/16)
6月14日(水)の記 連休前の水曜日に

6月14日(水)の記 連休前の水曜日に (2017/06/16) 連休前の水曜日に
ブラジルにて


明日のブラジルは国民の祝日。
木曜が休みだと、金曜も休みにしてしまう学校、職場が多い。
今日は付近の買い物や用足し以外の外出は控えるつもり。
『ブラジルのハラボジ』の編集を少し進める。
新たに聞き返した時には、かなりお手上げだと思っていた聞き取りにくいお話も、だいぶ聞き取れるようになってきたぞ。
収録当時に聞き取れていなかったことは、痛いけど。

日本では15日にも国会で共謀罪が可決する見込みとのこと。
どんでん返し、天誅天罰はないものか。
祖国からのニュースから目が離せない。

そんななか、環境映画祭や最近のこちらの報道で知ったこと、学んだことをいくつか覚書したい。
ブラジル、そして南米の先住民の問題を取り上げたドキュメンタリー映画についていくつか書いてきた。
ブラジルの現在のテメル政権になってから、先住民保護政策の縮小は加速されるばかりである。
4月の新聞報道によると、アマゾン地域の未接触部族保護基地は次々と閉鎖され、先住民保護区で非合法に活動するガリンペイロと呼ばれる金などの採掘者たちの取締りも予算がないため、滞っているという。
まさしく、ブラジルはオリンピックどころではなかったのだ。

映画で見た、ペルーのアマゾン地域の先住民のリーダーの言葉を反芻したい。
「我々は、神々から大地をお借りしているに過ぎない。
 その大地を、よりよい状態にして子孫に渡すのが我々の務めだ。」
この言葉は、上映後の討論会でNGOの代表が「ユダヤ教にもキリスト教にもない、大切な思想」と裏書していた。

日本の原発政策をみて欲しい。
現在の利権屋の富と、なくもがなの電力消費のために、原発廃棄物という危険極まりない負の遺産を、数えきれないほど末の世代まで押し付けている仕組みだ。
ウラン採掘地域の人々、原発労働者と地域住民の健康から生命までも侵しつづけながら
いま、生かされているものとしての責任は限りなく思い。

天罰というものがあるとすれば、すでに落ちているとも言えよう。
それでも懲りずに、新たな、より厳しい天罰をこまねいているのか。


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