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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2017年の日記  (最終更新日 : 2017/08/16)
6月20日(火)の記 コロッケのランク

6月20日(火)の記 コロッケのランク (2017/06/20) コロッケのランク
ブラジルにて


前にも引用したような。
ウエブサイト内の検索があるのでありがたい。
11年前のウエブ日記だった。

藤原美子さんのエッセイで、子供たちの様子から落ち込んでいるのがうかがえたり、元気づけたい時にごちそうに腕を振るって励ます、というお話。
ブラジルでいただいた日本語の冊子にあったのだが、僕の血肉となっている。

明日、家族に大きな出来事があることが今日、決まった。
なにか、好物をつくろう。
コロッケのリクエストがあったな。

材料の買い出し、準備を考えると、午後から行こうと思っていた映画が厳しい。
自分の映像編集も興が乗ってきたので、映画はやめる。
今日だけの上映で、もう永遠に見ることはないかも。

さて、わが家ではコロッケはごちそうの部類。
ジャガイモ等々を買って、茹でて。
挽き肉タマネギ等々を炒めて。
茹でたジャガイモを潰して炒めておいた材料と混ぜて。
成形して、揚げるまで…
換気扇のない台所での揚げ物は、なかなかたいへん。

「コロッケの唄」というのがあったな。
新婚の夫が、毎晩のおかずがコロッケで辟易するというもの。
調べてみると、この歌がはやったのは大正時代。
コロッケはモダンな洋食だったが、さすがに毎日ではうんざり、という意味合いのようだ。
歌詞を調べるが、ここでうたわれるコロッケがワイフの手づくりかどうかはわからない。

僕が小学生の頃に読んだマンガを思い出す。
怪談ものに走る前のつのだじろうさんの作のように記憶する。
経済的に厳しい父子家庭で、父親の用意するおかずが毎日、惣菜屋で買ってくるコロッケというもの。
安く買えるからなのだが、不平をいう子どもに父親はコロッケの栄養を説く、といったエピソード。
僕の子どもの頃には、ハンバーグにはご馳走感があったが、コロッケは庶民の日常のおかずのひとつになっていたかと。

コロッケにまつわる諸々を思い出す。
小指入りコロッケ事件なんていうのもあったな。

コロッケの位置づけの変遷、おもしろい。
さてわが家の今宵のコロッケほかは、おかげさまで好評。


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