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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2017年の日記  (最終更新日 : 2017/10/22)
7月10日(月)の記 路上/考現/博物

7月10日(月)の記 路上/考現/博物 (2017/07/12) 路上/考現/博物
ブラジルにて


一日断食は、明日にするか。
今日の午後、あらたに日本から知人がブラジルにやってくる。
さっそく今夕、お会いすることになり、そわそわ。

ビデオ編集に立ち向かうのは控えて。
今年、水戸芸術館の藤森照信さんの展示を訪ねた際にミュージアムショップで買った本が目につく。
『路上観察学入門』
赤瀬川原平、藤森照信、南伸坊 編、ちくま文庫。

赤瀬川「(前略)あれは、それを見る自分の目の新しさが面白いんだろうね。自分の目に感動しているんだと思う。(後略)」
南「(前略)なんか役に立たないものをおもしろがっているのでさ。芸術って言っちゃえば、そういうのの説明は楽なんだよね。(後略)」
藤森「(前略)僕らがおもしろいというのは、まず芸術作品じゃないんだな、あれは本能的に受けをねらっているから。受けることだけが芸術の実用性でしょう。(後略)」

大いにわが意を得る。
路上観察学の嚆矢とされる考現学と民俗学、そして博物学との親和性と比較も指摘されている。
いずれも僕が身を乗り出してきたジャンル。

思えば考現学と学祖・今和次郎について学生時代の僕に教えてくれたのも故・古城泰さんだった。

僕の最近のサンパウロ散歩、ファヴェーラ趣味、ナメクジ・粘菌・ツノゼミ嗜好と時差ぼけ写真等々がつながり、意味づけられた喜び。

僕は、ひとりではなかった。


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