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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2017年の日記  (最終更新日 : 2017/11/22)
8月17日(木)の記 氷雨床

8月17日(木)の記 氷雨床 (2017/08/20) 氷雨床
ブラジルにて


顔剃り・蒸しタオル・マッサージ込みの日本式散髪をサンパウロでとなると、事前予約となり、なかなかかなえられないでいた。
今日は、思い切って。
午前11時に予約。

地下鉄代を払ってダウンタウンまで出るので、散髪の前に朝イチで美術展を見ておこう。
ゴヤの、直訳すると「知らされた狂気」、ネットで調べると日本では『妄』と題された晩年の版画シリーズ展。
これは解説を読みこまないと、なんの寓意化もわからないぞ。

外は、冬の雨。
待ち人、来らず。
床屋さんの隣の日系のバールでカフェを飲んで待機する。
店が混み合い、カフェ一杯だけの貧客は席を立つことにして、床屋さんの軒下で待機。
気分は、となりのトトロ。

11時半、「約束を忘れとった」と憎めない理髪師登場。
お得意さんだった戦前移民からのアドバイスを披露していただく。
「お前は床屋としていい腕があるのは認める。だが、お前が小金があると思ってそれを目当てにいろんなのがカネ儲け話を持ち掛けてくるだろう。ぜったいそんな話には乗らずに、お前は床屋ひと筋でいけ」。
前にも聞いたことがあるように思う。

数ある話のひとつだったのか、いまの僕にチョイスしてくれた話だったのかは不明。

ああ、さっぱりした。


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