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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2017年の日記  (最終更新日 : 2017/09/24)
9月5日(火)の記 サンパウロのバンカーズ

9月5日(火)の記 サンパウロのバンカーズ (2017/09/08) サンパウロの銀行にて
ブラジルにて


ビデオ編集作業の合間に。

ブラジルで口座を持っている銀行の、近所にある支店へ。
もとは南米銀行という日系人がブラジルで興した銀行なのだが、すでに何度も身売りしている。
現在はF1やサッカーのスポンサーとして知られるヨーロッパ系の銀行となった。
自画自賛が鼻につくほどのブラジル日系人だが、自分たちの銀行ひとつ保持できずじまいである。

さて日本と違って、ブラジルでは口座を持っていると手数料を取られる。
四半世紀ぐらい前までのブラジルは小切手社会だった。
経済が不安定で盗難が多く、まだカードが浸透していなかった頃。
日本のテレビ取材で高額の小切手を切ることもあり、手数料のはる特別口座に切り替えた。

以降、こっちの経済的は下降線をたどるばかりで、いまや超低値安定といったところか。
今日では小売店でもカードの使用は当たり前になり、露店でもカードを受付けるようになった。
かえって小切手を受付けない店も少なくない。
こちらも小切手を一枚も切らない月の方がずっと多くなった。

そのため、銀行の手数料もばかにならないので、こちらの銀行手続きは何かとめんどくさいのだが、思い切ってより手数料の安い口座への切り替えの相談に行く。
ブラジルの銀行には一つの支店に何人もの直訳すると「支配人」がいる。
日本の銀行員と異なり、ゆったりえらそうにしている支配人たちの机の前で、ひたすら順番待ち。

さて、こっちの番に。
「毎月の収入はどれぐらいで?」
予期せぬ質問に、自分の頭のなかできちんと円やドルに換算せずにブラジル通貨建てで適当な金額を言う。
よく考えてみると、ブラジルでもかなり厳しい金額。

しかしそのおかげか、アテンドした支配人からしつこい投資への勧誘などを受けずに済んだ感じ。
なおかつ彼がすすめてきたのは、毎月、少額の掛け金をして、宝くじ的に懸賞金が当たるというプラン。
貧乏人相手に、こういうのがあるのか。
まあ、おかげさまで少しは手数料を節約できるようになったぞ。

もっと早くやっておけばよかった。


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