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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2017年の日記  (最終更新日 : 2017/12/10)
9月23日(土)の記 学名詐称か

9月23日(土)の記 学名詐称か (2017/09/24) 学名詐称か
ブラジルにて


今宵はテンプラをつくろうか。

単体で勝負できるようなエビは、こちらでもなかなかの値段だ。
サンパウロのわが家の近くに、ブラジルはパラ州の産物を売る店ができた。
パラ州はアマゾン河の中下流域の南北に広がる広大な州だ。

この店の冷凍食品に、日本でいえばサクラエビぐらいの大きさと形のエビがあった。
250グラムで20レアイス、邦貨にして約700yen。
パッケージのキャッチフレーズを邦訳すると「マングローブのフィレ肉」とある。
ふむ、悪くないコピーだ。

店のおじさんは、塩漬けなので水で二回ぐらいゆすいで塩気をとった方がよいという。
帰宅後、ボウルに水をはり、数時間、漬けておく。

かき揚げにしようと思っていたが、ヒゲをのぞけばエビ固め状態で4-5センチはあるので、そのまま単体で揚げてみる。
わが子にまず試食させると、塩辛いという。

だいぶ水に漬けて何度か水も変えたのだが、人によっては騒ぎだしそうな塩辛さである。
うーむ、あのオヤジめ。

このエビのパッケージを見ると、Litopenaeus vannamei という学名が書かれている。
マングローブ林への熱いから、この学名を頼りに検索してみる。
ポルトガル語のWikiがヒットしたので、みてみよう。
簡単な記載のみで、エビの大きさがわからない。
おや、日本語の記載もあるようだ。

バナネイエビ。
日本ではスーパー等で売られて、近年そこそこポピュラーになっているエビのようだ。
分布は、太平洋沿岸とある。

それが、アマゾン河口部のマングローブ地帯に生息するとは、養殖としても考えにくい。
そもそも画像でみるバナネイエビは、こっちで買ったエビとは大きさといい形態といい、別モノといってよさそうだ。
稚エビか?
シン・ゴジラじゃあるまいし、ここまでの変態は遂げないだろう。

そもそもバナメイとは何か。
オランダ人っぽい名前の人にちなんだようだが、ざっとの検索ではバナメイさんの素性がわからない。

して、いま食べているエビの名は?
海老名さんとか。


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